番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 受電キュービクル内のLBS1次側にヘビが引っかかり地絡が発生した。保護範囲内であったが地絡継電器が動作せずPASが開放されなかったため、波及事故に至った。 供給支障電力:149kW、供給支障時間:64分 |
他物接触(鳥獣接触) |
|
2 | 波及事故 | 地下電気室内の天井から漏水した水滴が、受電用断路器の中相にかかり断路器本体とフレーム間にて地絡した。出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。 (1回目)供給支障電力:1,003kW、供給支障時間:103分、(2回目)供給支障電力:1,045kW、供給支障時間:85分 |
その他(その他) |
|
3 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2013年製)で地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため、波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:704kW、供給支障時間:72分 |
保守不備 (自然劣化) |
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番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 近隣への落雷により高圧引込みケーブル(CVT、1997年製)にサージが侵入し、ケーブルの経年劣化部より地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため、波及事故に至った。 供給支障電力:1,093kW、供給支障時間:66分 |
保守不備(自然劣化) |
|
2 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1995年製)のストレスコーン部分で火花が発生して焼損した。出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため、波及事故に至った。 供給支障電力:253kW、供給支障時間:86分 |
保守不備(自然劣化) |
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3 | 感電外負傷事故 | 作業員が電気室内の低圧配電盤の上部で作業中に、誤ってドライバーを盤上部の穴から差し込んで短絡させたことにより、アークが発生した。アークは作業していた場所から離れたところで発生し、その近くにいた別の作業員が火傷を負い入院した。 | 感電(作業者)(作業準備不良) |
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番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 風雨により構内柱(2020年設置)が折れ、PASの一次側で地絡が発生したため、波及事故に至った。調査の結果、原因は、トラックが通過したときの巻き込み風圧により倒れたものと推定される。 供給支障電力:917kW、供給支障時間:24分 |
設備不備(施工不完全) | 構内柱の仕様強度を変更する。 |
2 | 波及事故 | 屋上設置のPAS(2009年製)に水が浸入したことにより相間短絡したため波及事故に至った。調査の結果、原因は、PASの気密性能劣化により内部に水が蓄積し、絶縁劣化を起こし、充電部間の短絡、地絡が発生した。 供給支障電力:1,194kW、供給支障時間:131分 |
保守不備(保守不完全) |
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3 | 破損事故 | 太陽電池発電所(499.9kW)内で、大雨により法面が崩壊し、7台の架台(50.4kW)が破損した。 | 自然災害(風雨) |
|
4 | 破損事故 | 大雨によりPCS(2014年製)、太陽電池モジュール(2015年製)が水没し使用不可能となった。 | 自然災害(水害) | 地表より約1200mmの高さにPCSを設置することを検討する。 |
5 | 供給支障事故 | 変圧器の内部異常により保護リレーが作動し、供給支障事故に至った。調査の結果、負荷時タップ切換装置の部品折損により内部で短絡していたことが判明した。 供給支障電力:62MW、供給支障時間:372分 |
設備不備(製作不完全) |
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6 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2014年製)が絶縁低下により地絡し、保護範囲外であったため波及事故に至った。メーカーによる調査の結果、原因は、受電用高圧ケーブル赤相の水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,388kW、供給支障時間:76分 |
保守不備(自然劣化) |
|
7 | 破損事故 | 落雷(誘導雷)により、パネルが390枚(約150kW)破損した。 | 雷 | 落雷抑制新型避雷針(PDCE)の設置を検討する。 |
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1995年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、地絡の原因は、水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,186kW、供給支障時間:68分 |
保守不備(自然劣化) |
|
2 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1998年製)で地絡が発生し、保護範囲内であったが保護継電器が動作しなかったため、波及事故に至った。現場確認の結果、高圧引込みケーブルの絶縁劣化が判明した。高圧引込みケーブル端末の被覆に亀裂があり、絶縁不良を起こしたものと推定される。 供給支障電力:1,790kW、供給支障時間:48分 |
保守不備(自然劣化) |
|
3 | 波及事故 | 屋内受電キュービクル内のVCBの端子部にヘビが引っかかり地絡が発生した。保護範囲内であったが地絡継電器が動作せずPASが開放されなかったため、波及事故に至った。 供給支障電力:1,230kW、供給支障時間:249分 |
他物接触(鳥獣接触) |
|
4 | 電気火災事故 | 豪雨により、発電所内で発生した崩落に架台ごとソーラーパネルが巻き込まれ接続箱主管ブレーカーを切っていた。崩落から約1ヶ月半後、土砂から見えるパネルの一部が焼損し、崩落によりその上に載っていた樹木ごと炭になっているのを確認した。 | 自然災害(風雨) |
|
5 | 社会的影響を及ぼした事故 | 受変電所においてVCT一次側のL字型導体(22kV)で地絡、短絡が発生した。この影響により駅及び電車用の給電が停止したため約26時間にわたり電車が走行不能となり、社会的影響を及ぼした。 調査の結果、原因は、VCTのタンク内に固定されたL字型導体に初期亀裂が入っており、タンク変形に伴って亀裂が拡大し、接触抵抗増大によって局部加熱が進行し、局部加熱と放電により金属蒸気を含む不純物がタンク内に飛散し、溶着物が絶縁物表面に付着したことによって絶縁性能が低下し、地絡したものと推定される。 |
設備不備(製作不完全) |
|
6 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2016年製)が絶縁低下により短絡し、出迎え方式で保護範囲外であったため波及事故に至った。メーカーによる調査の結果、原因は、高圧引込みケーブルの水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,384kW、供給支障時間:63分 |
保守不備(自然劣化) |
|
7 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2013年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、地絡の原因は、水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,598kW、供給支障時間:97分 |
保守不備(自然劣化) | 更新推奨時期が超過する前に、高圧引込みケーブルを水トリー現象に強いケーブル(E-E)へ変更する。 |
8 | 感電外負傷事故・波及事故 | 工事中、作業員が誤って受電用高圧ケーブル配管と受電用高圧引込みケーブルを切断したことで、短絡アークにより火傷した。また、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。 供給支障電力:1,559kW、供給支障時間:55分 |
感電(公衆)(被害者の過失) |
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番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | PGS(2000年製)が老朽化による絶縁低下によって内部短絡し、保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、更新推奨時期を超えた使用による、PGS内部絶縁劣化が原因と推定される。 供給支障電力:866kW、供給支障時間:57分 |
保守不備(自然劣化) |
|
2 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1995年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。 更新推奨時期を超過しており、経年劣化が原因で地絡したと推定される。 供給支障電力:706kW、供給支障時間:415分 |
保守不備 (自然劣化) |
|
3 | 波及事故 | 台風7号によってキュービクル内部に雨水が浸入、LBS(1996年製)が結露して絶縁が低下、地絡し、PAS、HGRも作動せず波及事故に至った。調査の結果、当該LBSは不具合リストの機器であることが分かり、また、更新推奨年を超過しており、絶縁抵抗値が低下していたことが原因と推定される。 供給支障電力:689kW、供給支障時間:776分 |
保守不備(保守不完全) |
|
4 | 破損事故 | 令和5年2月の積雪により太陽光発電設備(250kW)の一部の軒先部分のパネル等が破損したことを翌月の点検で確認し、PASを開放状態とした(事故報告無し)。その後未改修及び休止中のまま、同年8月の台風により約2割のパネルが架台から落下する等被害が拡大した。調査の結果、原因は、固定金具等が積雪及び風圧荷重に対する強度不足と推定される。 | 設備不備(製作不完全) |
|
5 | 波及事故 | 雷雨の中、高圧引込みケーブル(CVT、1989年製)及びLBSが絶縁低下により地絡し、出迎え方式で保護範囲外であったため波及事故に至った。 供給支障電力:345kW、供給支障時間:110分 |
保守不備(保守不完全) |
|
6 | 供給支障事故 | 雷により配電線事故が発生したが、設計時に変圧器の整定値設定を誤っており、線路保護リレーより変圧器リレーが先に作動したことで、供給支障事故に至った。 供給支障電力:16.1MW、供給支障時間:226分。 |
設備不備(製作不完全) |
|
7 | 波及事故 | 計器用変圧器が焼損したことにより地絡し、DGRも焼損したため、PASが動作せず波及事故に至った。落雷があったことから雷によるものと推定。 供給支障電力:1,251kW、供給支障時間:114分 |
雷 | |
8 | 波及事故 | 落雷によりPASが焼損し、保護範囲外だったため波及事故に至った。 供給支障電力:1,130kW、供給支障時間:91分 |
雷 | |
9 | 波及事故 | 落雷によりVCBが焼損し、出迎え方式で保護範囲外だったため波及事故に至った。 供給支障電力:2,025kW、供給支障時間:110分 |
雷 | |
10 | 波及事故 | PAS(2014年製)が焼損短絡し、保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、SOG制御装置用の電源が小容量にもかかわらず、他の事業所に無断で電源が取られ、その使用量が当該電力容量を超過したことによりPAS内蔵のVTが焼損したと推定される。 供給支障電力:410kW、供給支障時間:51分 |
故意・過失(公衆の故意・過失) |
|
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 改装工事中に撤去予定ではなかった高圧引込みケーブル配管を誤って切断したため地絡し、高圧引込みケーブルが出迎え方式で保護範囲外であったため波及事故に至った。 供給支障電力:1,189kW、供給支障時間:43分 |
故意・過失(公衆の故意・過失) |
|
2 | 波及事故 | PAS二次側にヘビが引っかかり地絡が発生した。保護範囲内であったが地絡継電器(1993年製)が動作せずPASが開放されなかったため、波及事故に至った。 供給支障電力:527kW、供給支障時間:79分 |
他物接触(鳥獣接触) |
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番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | PAS二次側の高圧引込みケーブル(CVT、2022年製)が絶縁低下により地絡した。事故点は保護範囲内であったがDGR(2013年製)が動作しなかったため波及事故に至った。詳細な原因は調査中。 供給支障電力:1,499kW、供給支障時間:119分 |
事業者において調査中 | |
2 | 破損事故 | 受電用のVCB(22kV、2007年製)が経年劣化による絶縁不良により短絡、焼損した。年次点検で経年劣化が認められたため取替を予定していたが、取替前に事故が発生した。吸湿によってVCB絶縁樹脂部の絶縁抵抗値が低下していたことが原因と推定される。 | 保守不備(自然劣化) |
|
3 | 感電負傷事故 | 工場内制御盤の修理中に、電気工事の作業員が誤って制御盤内の別電源の活線部(200V)にふれてしまい感電した。防護手袋等の対策をとっておらず、一つ一つの回路を検電しなかったため活線部を見落とした。 | 感電(作業者)(被害者の過失) |
|
4 | 波及事故 | 高圧コンデンサ(1998年製)が経年劣化により絶縁低下し地絡した。また、SOG(GR)(1998年製)が経年劣化により動作しなかったため波及事故に至った。 供給支障電力:195kW、供給支障時間:80分 |
保守不備(自然劣化) |
|
5 | 波及事故 | 火災により高圧機器類が焼損し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。 供給支障電力:157kW、供給支障時間:42分 |
故意・過失(火災) | 当該事業場を廃止した。 |
6 | 破損事故 | 風力発電所において風車発電機(2000kW、2012年製)のブレードの亀裂を確認したため発電機を停止した。調査の結果、原因は、ブレード製造における成型不良により、積層内のガラス材料にしわが発生。風の変動荷重、長期間のブレードの回転によって亀裂に進展したと推定される。 | 設備不備(製作不完全) |
|
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 法定点検の際に受電盤に取り付けた接地線を取り除かずに復電作業を行い地絡し波及事故に至った。 供給支障電力:2,950kW、供給支障時間:43分 |
故意・過失(作業者の過失) |
|
2 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1991年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、シュリンクバック現象による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:876kW、供給支障時間:62分 |
保守不備(保守不完全) |
|
3 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2012年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で保護範囲外であったため波及事故に至った。メーカーによる調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:673kW、供給支障時間:100分 |
保守不備(自然劣化) |
|
4 | 感電負傷事故 | 作業者Aが低圧系統の放送設備の更新工事中に、放送設備試験のために低圧の発電機を接続した。その上流の低圧盤では、作業者Bが低圧系統と高圧系統を結ぶ遮断器の開閉試験を行っており、遮断器を投入したため、低圧系統の発電機出力が高圧系統に逆充電されていた。その結果、高圧系統で配線端子の締め付け作業をしていた作業者Cが感電した。被災者は作業前に検電し、無充電であることを確認していたため、絶縁手袋等の防護措置はとっていなかった。 各作業間の情報共有が出来ておらず、作業計画書もなかったため、各作業者は低圧発電機が高圧系統と繋がるとは思っていなかった。 |
感電(作業者)(作業準備不良) |
|
5 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2016年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で保護範囲外であったため波及事故に至った。メーカーによる調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,865kW、供給支障時間:65分 |
保守不備(自然劣化) |
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番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 法定点検の際に受電盤に取り付けた接地線を取り除かずに復電作業を行い地絡し波及事故に至った。 供給支障電力:1,060kW、供給支障時間:38分 |
故意・過失(作業者の過失) |
|
2 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2018年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,653kW、供給支障時間:89分 |
保守不備(自然劣化) |
|
3 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2011年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:4,432kW、供給支障時間:87分 |
保守不備(自然劣化) |
|
4 | 感電負傷事故 | 建築会社の作業員がキュービクル吊りボルト、ナットの交換作業のため、キュービクル扉を開放し充電中のキュービクル内に手を入れたところ、受電用断路器に右手が当たり感電した。主任技術者はキュービクル扉を開放する作業が発生しないと認識していた。 | 感電(公衆)(被害者の過失) |
|
5 | 波及事故 | 圧引込みケーブル(CVT、1998年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:526kW、供給支障時間:79分 |
保守不備(保守不完全) | 更新推奨年に達した高圧引込みケーブルを耐水トリー性の高いE-Eタイプに取り替える。 |
6 | 波及事故 | 高圧引込みケーブルを工事業者が掘削により損傷させ、絶縁破壊が発生し地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。 供給支障電力:62kW、供給支障時間:19分 |
故意・過失 (公衆の故意・過失) | 電気設備周辺に係る工事の際は、工事担当から電気主任技術者に連絡することを徹底させる。 |
7 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1995年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、高圧引込みケーブルのシュリングバック現象が原因と推定される 供給支障電力:980kW、供給支障時間:31分 |
保守不備(自然劣化) |
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8 | 波及事故 | PGS(1989年製)が絶縁低下により地絡し、保護範囲外であったため波及事故に至った。当該機器は図面への記載がなく、所在を認知できていなかった。また、当該機器は小部屋の中にあり、その手前に大量の荷物が積まれていたので小部屋そのものを認知できていなかった。 供給支障電力:373kW、供給支障時間:68分 |
保守不完全(自然劣化) |
|
9 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1992年製)で地絡が発生し、PASが開放して再閉路に成功した。PASを再投入したところ、再び地絡が発生し、制御電源がないためSOGが動作せず、波及事故に至った。 供給支障電力:928kW、供給支障時間:68分 |
故意・過失(作業者の過失) |
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10 | 感電負傷事故 | 特別高圧ケーブル移設工事中、キュービクル内へケーブルを固定する際に、充電中の母線に触れて感電負傷した。 | 感電(作業者)(作業準備不良) |
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11 | 波及事故 | 受電キュービクル内の断路器(相間バリヤなし)にネズミが侵入し短絡が発生した。断路器の短絡に伴うアークからの異常電圧によりVCBも短絡焼損したため、波及事故に至った。 供給支障電力:1,896kW、供給支障時間:50分 |
他物接触(鳥獣接触) |
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12 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2011年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:736kW、供給支障時間:47分 |
保守不備(自然劣化) | 水トリー現象に強いE-Eタイプの高圧引込みケーブルに更新する。 |
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
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1 New | 破損事故 | 地震発生に伴い工場内変圧器(容量17,500kVA、電圧22/3.45kV、2016年製)1次側の遮断器(22kV)がトリップし工場が停電した。機器の正常を確認後、復電するも再度トリップした。メーカーにて油中ガス分析を行った結果、異常判定となり使用不可となった。調査の結果、原因は、地震振動の共振によって変圧器内部の絶縁板が破断したため、変圧器内部で放電が発生し破損に至ったと推定される。 | 地震 | 絶縁板の破断を防ぐため、変圧器内部を共振しない構造に変更する。 |
2 New | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT 1990年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、地絡の原因は、水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,280kW、供給支障時間:92分 |
保守不備(自然劣化) |
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3 New | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2003年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、地絡の原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:809kW、供給支障時間:98分 |
保守不備(保守不完全) |
|
4 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2016年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:623kW、供給支障時間:55分 |
保守不備(自然劣化) |
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5 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、1989年製)が焼損により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。テープ巻き部の劣化及び紫外線による経年劣化が原因と推定される。 供給支障電力:1,374kW、供給支障時間:101分 |
保守不備(保守不完全) |
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6 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2011年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、地絡の原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,723kW、供給支障時間:77分 |
保守不備(自然劣化) |
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番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2011年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、シュリンクバックによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,543kW、供給支障時間:145分 |
保守不備(自然劣化) |
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2 | 波及事故 | PAS(2007年製)が絶縁低下により地絡し、SOGは動作したがPASが作動しなかったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、経年劣化によってPAS内部に結露、発錆が発生していたことが確認され、開閉不良を引き起こしたと推定される。 供給支障電力:1,168kW、供給支障時間:72分 |
保守不備(自然劣化) |
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3 | 電気火災事故 | 太陽電池発電所(148.5kW)内で火災が発生し、構内のケーブルと草木約50平米が焼損した。太陽光発電設備側の損傷は無し。調査の結果、原因は、負荷電流に対してケーブル許容電流値が等しく、2回線が配管内に収納され、経年劣化も重なり発熱に至ったと推定される。 | 設備不備(製作不完全) |
|
4 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2016年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、原因は、水トリーによる絶縁低下と推定される。 供給支障電力:1,011kW、供給支障時間:83分 |
保守不備(自然劣化) |
|
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
---|---|---|---|---|
1 | 感電負傷事故 | UPSの蓄電池の交換作業の際、接続する蓄電池の端子間の電圧を測定する手順を受注者の作業員が行わず、端子への配線接続を誤り、複数の蓄電池の端子間でループ短絡が起こり、アークが発生して受注者の作業員1名が両手に火傷を負った。 | 感電(作業者)(被害者の過失) |
|
2 | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2016年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。調査の結果、地絡の原因は、水トリ―による絶縁低下と推定される。 供給支障電力:700kW、供給支障時間:184分 |
保守不備(自然劣化) |
|
- 事故発生を覚知した年月をもって発生年月と推定する場合があります。
- 発生年月は、事故報告後、さらに詳細な調査を経て変更となる場合があります。
このページに関するお問合せ先
- 中部近畿産業保安監督部近畿支部 電力安全課 事故受付担当
-
〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
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最終更新日:2025年2月28日