最終更新日:2025年7月29日
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
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1 | 波及事故 | 受電用キュービクル内に、小動物(ヤモリ)が侵入し受電用LBSに接触し地絡および短絡が発生した。受電用HGRにて地絡を検出するとともに、短絡によるSO機能が動作してPGSが開放したが、自動再閉路が成されず波及事故に至った。詳細な原因は調査中。 供給支障電力:1281kW、供給支障時間:74分 |
他物接触(鳥獣接触) |
番号 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 |
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1 New | 波及事故 | 受電キュービクルから第2キュービクルに至る高圧ケーブル(CVT、1992年製)において地絡が発生し、保護範囲内であったが、地絡継電器が動作しなかったため波及事故に至った。地絡の原因は水トリー現象による絶縁低下と推定され、直近の年次点検時に絶縁低下を確認していたがケーブル更新は実施していなかった。 地絡継電器不動作の原因は、水トリー現象によって発生した間欠地絡を地絡継電器が検知できなかったためと推定される。 供給支障電力:915kW、供給支障時間:165分 |
保守不備(保守不完全) |
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2 New | 波及事故 | 一般送配電事業者の高圧架空電線と自家用電気工作物設置者の高圧引込みケーブル(CVT、2002年製)の接続箇所(責任分界点より設置者側のケーブル端末処理部)にカラスの営巣材(針金)が接触し、短絡が発生した。出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため、波及事故に至った。なお、設置者は事故発生の約3週間前、柱上に営巣されていることを一般送配電事業者へ連絡していた。 供給支障電力:1,987kW、供給支障時間:82分 |
他物接触(その他の他物接触) |
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3 New | 波及事故 | 水道管工事の掘削作業中、誤って地中の高圧引込みケーブルを損傷させ、地絡が発生した。出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため波及事故に至った。なお、設置者及び作業員は、当該工事が高圧引込みケーブルに影響するとの認識が無く、電気主任技術者へ連絡をしていなかった。詳細な原因は調査中。 供給支障電力:184kW、供給支障時間:55分 |
事業者において調査中 | |
4 New | 波及事故 | 高圧引込みケーブル(CVT、2017年製)が絶縁低下により地絡し、出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため、波及事故に至った。当該事業場では、保安規程に基づく停電年次点検を実施していなかった。 供給支障電力:718kW、供給支障時間:81分 |
保守不備(保守不完全) |
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5 New | 発電支障事故 | 水力発電所で揚水運転中に調速機閉鎖弁異常により、自動停止機能が作動し、揚水運転を停止した。 調査の結果、調速機制御盤内の基板に不具合が判明した。復旧資材の調達に時間を要すことから7日間以上の発電支障が確定した。詳細な原因は調査中。 発電支障電力:201,000kW、発電支障時間:未定 |
事業者において調査中 |
最終更新日:2025年7月29日