保安規程遵守義務違反及び技術基準適合維持義務違反について
(厳重注意)
令和7年3月3日
中部近畿産業保安監督部近畿支部
中部近畿産業保安監督部近畿支部(以下「当支部」という。)は、令和6年10月18日に管内で感電死亡事故を発生させた自家用電気工作物の設置者(以下「設置者」という。)に対し、電気事業法に基づく立入検査を実施した結果、保安規程遵守義務違反及び技術基準適合維持義務違反を確認したため、本日、厳重注意を行いました。
1.令和6年10月18日に当支部管内の事業場において、足場解体中の作業員が低圧電線路(100V)に触れて感電負傷し、意識不明となり病院に搬送され、翌日に死亡が確認されました。事故原因は、低圧電線路の接続部分の絶縁テープが経年劣化により剥がれ、充電部が露出していたため、作業員が充電部に触れたと推定されます。
2.当支部は、令和6年11月18日に設置者に対し、保安規程の遵守状況、電気工作物の施設状況及び電気主任技術者の執務状況について確認するため、電気事業法に基づく立入検査を実施しました。
その結果、保安規程の遵守義務違反及び技術基準適合維持義務違反を確認したため、本日、厳重注意を行いました。
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中部近畿産業保安監督部近畿支部 電力安全課 自家用係
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最終更新日:2025年3月31日