台風が到来した場合、その大雨や強風により、電気設備に事故をもたらすことがあります。設置者及び電気主任技術者におかれましては、台風が到来したとしても、被害を最小限に抑えられるように、予防点検や水没対策、飛散防止対策等、事前の備えをしておくことが大切です。
自然災害に備えた電気設備の保安管理のお願い
過去の豪雨や台風等では、太陽電池パネル等の崩落や飛散、雷撃を受けた風車のブレードの折損・強風によるタワーの倒壊などといった事故が発生しました。需要設備においては、非常用予備発電装置を設置しているにもかかわらず、点検が実施されていなかったために不具合を発見できず、被災時に動作しなかった事例が発生しています。
太陽電池発電設備や風力発電設備の入念な点検を実施するとともに、非常用予備発電装置の動作確認を含めた定期的な点検を保安規程に基づき適切に実施するなど、電気設備の保安管理について徹底することをお願いします。
- 参考:2026年度夏季の自然災害に備えた電気設備の保安管理の徹底について(経済産業省ウェブサイトへ)

浸水・破損した太陽電池発電設備は感電する恐れがあります
太陽電池発電設備は、浸水・破損をした場合であっても光が当たれば発電する事が可能ですので、破損箇所等に触れた場合、感電するおそれがあります。このような場合には、周囲にロープを張るなど、関係者以外が不用意に立ち入らないような対策を行ってください。浸水・破損をした太陽電池発電設備を見かけた場合には、むやみに近づかず、設置者やメーカー、施工会社等に速やかに連絡するようにお願いいたします。
- 参考:自然災害による再エネ発電設備の事故防止及び安全確保について(経済産業省ウェブサイトへ)

飛来物対策のお願い
令和元年台風15号の被害状況を検証した結果、電柱倒壊原因の1割強(約14%)は飛来物によるものであったことが判明しています。
参考:令和元年台風15号における鉄塔及び電柱の損壊事故調査検討ワーキンググループ中間報告書(経済産業省ウェブサイトへ)![]()
皆様方におかれましては、建物の屋根材、屋外広告物、農業用ビニールシート等が飛散しないよう、台風が来る前に点検し、補修・補強等の対策を講じるようお願いいたします。
切れたり垂れ下がった電線に絶対に近づかないでください
災害時には、切れた電線が垂れ下がっていたり、電柱が倒壊している場合があります。感電する恐れがありますので、絶対に近づかないでください。
このページに関するお問合せ先
- 中部近畿産業保安監督部近畿支部 電力安全課 総括係
- 所在地:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
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最終更新日:2026年6月1日