No. | 発生年月 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 | 添付書類 |
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1 | 令和2年1月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、水素製造装置蒸留配管より水素及び炭化水素が微量漏えい。原因は、圧縮機の振動がサポートを通じて配管に伝わり疲労割れが発生したため。人損、物損は無し。 | 検査管理不良 | 検査管理の徹底 | |
2 | 令和2年1月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機ユニット点検作業時に、アンモニアの微量漏えいを確認。原因は冷却プレート内部のピンホール発生のため。人損、物損は無し。 | その他 (経年劣化) | 設備管理の徹底 | |
3 | 令和2年1月 | 漏えい | 和歌山県内の事業所において、プロパン脱蝋装置にて、保冷部内のブリーダーと配管の溶接部からワックス(個体ワックスとプロパンの混合物)が漏えい(漏えい量:約0.1ℓ)。原因は溶接開先の溶け込み不足を起点とし、構造的に弱い部分に振動等の応力が集中したため割れが発生し進展したため。人損、物損は無し。 | 設計不良 製作不良 | 設計・製作管理の徹底 | |
4 | 令和2年1月 | 盗難 | 京都府内の病院にて、LPガスボンベ20kg1本盗難。 | 盗難 | 容器管理の徹底 | |
5 | 令和2年1月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、空調機室外機の架台補強工事を行っていた折、溶接棒の先端が冷媒配管に接触し穴があいたため、冷媒(R410A)が17.8kg漏えいした。原因は溶接棒の先端が配管に接触したため。人損、物損は無し。 | 不良行為 | 施工管理の徹底 | |
6 | 令和2年1月 | 漏えい | 大阪府内の充填所において、高圧ガス容器に液化窒素を充填後、容器ネック部に亀裂が生じたことから、安全弁及び破裂板が作動し窒素が漏えい(漏えい量は微量)。原因は金属疲労等からネック部に亀裂が生じ容器の真空層にガスが漏えいし断熱不良が発生したため、安全弁及び破裂板が作動した。また、真空層と内槽に圧力差が生じ内槽が破損した。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
7 | 令和2年1月 | 漏えい | 大阪府内の公共施設において、空気呼吸器用高圧ガス容器(4.7ℓ 2本)に圧縮空気を充填中、接続ホースのOリングが破断し緊急停止を実施したが、放出空気の圧力により容器1本が容器立てから飛び出し破損した。原因は容器接続袋ナットの締め付け不足により、接続ホースのOリングが破断したため。人損、物損:高圧ガス容器 | 締結管理不良 | 締結管理の徹底 | |
8 | 令和2年1月 | 漏えい | 京都府内の事業所において、冷凍設備の法定点検・整備完了後、漏えい点検を実施したところ、氷蓄熱槽上部の給液電磁弁付近からごく微量のアンモニア漏えいを確認。原因はガスケットが劣化しシールできなくなったため。人損、物損は無し。 | シール管理不良 | シール管理の徹底 | |
9 | 令和2年1月 | 火災 | 大阪府内の解体工事現場において、建造物のH鋼をガス溶断していたところ、断熱材(ウレタン)に引火し、1階天井部分に燃え移った。原因は、断熱材の除去及び高圧洗浄機による散水などの対策が不十分であったため。人損:無し、物損:2階スラブが焼損(焼損表面積約82㎡) | 施工管理不良 | 施工管理の徹底 | |
10 | 令和2年1月 | 漏えい | 福井県内の事業所において、液体窒素タンクローリーのフレキホースより窒素が微量漏えい。原因は走行中の振動による疲労と推定。人損、物損は無し。 | その他(振動) | 設備管理の徹底 | |
11 | 令和2年1月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、タンクローリーからの水素ガス受入用フレキホースから水素が微量漏えい。原因は破面観察等でビーチマーク及びストライエーションが見られたことから、内面から発生した亀裂が進展し破損したこと、繰り返し荷重による疲労割れであり、締結作業時の繰り返し応力のためと推定。人損、物損は無し。 | その他(繰り返し荷重による疲労割れ) | 設備管理・検査の徹底 (フレキホースを定期的に交換し保安検査の実施) |
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12 | 令和2年1月 | 漏えい | 京都府内の病院においてMRI解体作業時に、消磁作業をするため電極棒を装置に入れたところ、内蔵されている液化ヘリウムが22㎥漏えい。原因は氷結物が超伝導コイルに接触しクエンチが発生したことにより温度が上昇したため。人損、物損は無し。 | その他 | 施工管理の徹底 | |
13 | 令和2年1月 | 漏えい | 兵庫県内のガスターミナル駐車場において、輸入コンテナ内の高圧ガス容器(一酸化炭素)の安全性を確認していたところ、47ℓシリンダー32本のうち1本から微量の漏えいを確認した。原因は仕切りキャップからの漏えい。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
14 | 令和2年2月 | 漏えい | 大阪府内の事業所(液化天然ガススタンド)において、圧力低下、異臭を確認したため点検したところ、圧縮機に付属するフレキシブル配管から高圧ガス(メタン)が微量漏えい。原因は、漏えい箇所は溶接近傍の破損箇所から発生し、電子顕微鏡による破面観察の結果、疲労破壊を示す縞模様が見られたことから温度・圧力・振動からの経年による疲労破壊と推定。人損、物損は無し。 | 検査管理不良 | 設備管理の徹底(定期的な交換を実施する。) | |
15 | 令和2年2月 | 火災、漏えい | 大阪府内の工事現場において、防水用アスファルトシートの溶接作業を行っていた際、付近に置かれていた断熱材に着火し、発生した炎によりトーチに接続されていたホースが燃焼したため、LPガスが噴出しLPガス容器が燃焼した(漏えい量は約8kg)。原因は火災のため。人損:軽傷1名(一酸化炭素中毒)。物損:LP容器外。 | その他(火災) | 作業手順の徹底 | |
16 | 令和2年2月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機の四路切替弁から冷媒(R22)が漏えい(62kg)。原因は四路切換弁と銅管のろう付け部に亀裂が生じていたことから、振動や温度変化に伴う経年劣化と推定。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化) | 設備管理の徹底 | |
17 | 令和2年2月 | 火災、漏えい | 大阪府内の解体工事現場において、LPガスを使用し鉄骨の溶断作業をしていたところ、高温の切断片が落下し出火、建物が全焼した。2階に置いてあったLPガス容器及び酸素容器、接続ホース等が燃焼(漏えい量:酸素10㎥ LPガス微量)。原因は高温溶断片により発火しLPガスが燃焼した。人損:重傷1名。物損:解体中3階の建物、隣接一般住宅外壁。 | その他(火災) | 作業手順の徹底 | |
18 | 令和2年2月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、高圧ガス配管のダミーサポート(配管を材料として利用したサポート)部分より炭化水素及び硫化水素が微量漏えい。原因は配管エルボ部のダミーサポート内の外面腐食と推定。ダミーサポートの溶接時の空気抜きのための開口部から雨水等が侵入し外面腐食が進行したと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
19 | 令和2年2月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、冷凍設備室外機空冷フィンの銅チューブから冷媒(R407C)が漏えい(漏えい量:23.3kg)。原因は機械振動が長期間配管に加わり擦過摩耗し貫通穴を形成したため。人損、物損は無し。 | 設計不良 | 設備の改善 | |
20 | 令和2年2月 | 漏えい | 大阪府内の公共施設にて、暖房中間点検にて冷媒(R134a)の漏れ反応があり調査した結果、氷蓄熱コイルの冷媒液分配器から微量の漏えいを確認。原因は、昨年交換した分配器に溶接不良があり溶接部分に亀裂が発生したため。人損、物損は無し。 | 施工不良 | 施工管理の徹底 | |
21 | 令和2年3月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、アンモニア供給設備のアンモニア液減圧弁よりアンモニアが微量漏えい。原因はバルブを分解し調査中。人損、物損は無し。 | シール管理不良 | シール管理の徹底 | |
22 | 令和2年3月 | 漏えい | 大阪府内の商業ビルにおいて、冷凍機(冷凍能力136.19t/日)の部品交換のため冷媒(R134a)回収を行ったところ、回収量が少なかったことから漏えいしたものと判断した(漏えい量:257kg)。原因は経年による内部腐食のため、締結部からの漏えいを推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理・設備管理の徹底 | |
23 | 令和2年3月 | 火災・漏えい | 大阪府内の事業所において、出勤した社員が酸素容器及びアセチレン容器の調整器から炎が立ち上がるのを発見。酸素容器は全開、アセチレン容器は少し開いていた状態になっており、酸素容器10kg アセチレン容器各1本分漏えいした。原因は、消費後のバルブ閉止措置の不備と推定。詳細は調査中。人損は無し、物損は調整器、消費配管等。 | その他(バルブ閉め忘れ) | 作業手順の遵守 | |
24 | 令和2年3月 | 漏えい | 京都府内の宿泊施設において、圧縮機コイル過熱警報の発報があり調査した結果、蒸発器入口配管のろう付け部から潤滑油と冷媒(R407C)の漏えいを確認(漏えい量:35.9kg)。原因は設置後4年未満であることから、経年では無く振動等により配管ろう付け部に不具合が生じたと推定。人損、物損は無し。 | 施工不良 | 施工管理の徹底 | |
25 | 令和2年3月 | 喪失 | 京都府内の消費先において、アセチレン容器(7kg×4本)、酸素容器(7㎥×5本)が喪失。 | その他 | 容器管理の徹底 | |
26 | 令和2年3月 | 漏えい | 京都府内の路上において、LPガスボンベ運搬中、交差点に車が突っ込んできたため、荷台から50kg容器が落下し、キャップが外れ残ガス(LPガス)が漏えいした(漏えい量は微量)。原因は、交通事故。人損、物損は無し。 | 交通事故(他損) | 交通規則の遵守 | |
27 | 令和2年3月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷水作成用チラー設備を業者により点検を実施していたところ、冷媒(R407C)の漏えいが確認された(漏えい量:16kg)。調査の結果、水冷却器内部にて冷媒が漏えいしたものと推定。原因は配管等からの漏れは確認できなかったため、水冷却器内部の腐食等(経年劣化)と推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
28 | 令和2年3月 | 漏えい | 大阪府内の事業所(食品プロセスセンター)において、テナントから製品保管庫天井より漏れの報告を受け点検したところ、冷却器吸入配管のピンホールから冷媒(R22)の漏えいを確認(漏えい量:104kg)。原因は経年のため、腐食によりピンホールが発生したと推定(腐食管理不良)。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
29 | 令和2年4月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、ガス溶断作業の実施訓練を実施中、吹管火口の火力調節中にガス容器近傍で破裂音があり、直ちに酸素ガス、アセチレンガスを遮断した。点検したところホースドラムの破損、酸素及びアセチレンホースの破損を確認した。ホースリール導入後、リール接続部と巻付ホース部に関する外観・気密点検が2年間未実施であった。原因は点検未実施であったこと及び外部要因もしくは劣化によるホース亀裂のため。人損は無し。物損:ホースドラム、ガスホース。 | 点検不良 | 定期的な点検の実施 | |
30 | 令和2年4月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、液化塩素を気化工場内へ供給する施設内で液化塩素容器と配管接続部(容器口金部のねじ込み式継手)にて塩素が微量漏えい。原因は継手パッキンの材質にポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)を使用するところを、ナイロンを使用していたため、パッキンが腐食破断した。人損、物損は無し。 | 制作不良 | 施工管理の徹底 | |
31 | 令和2年4月 | 漏えい | 大阪府内の病院において、空調用冷凍機銅管部水中下冷媒配管から冷媒(R134a)が微少漏えい。原因は経年劣化、配管亜鉛メッキ泊による腐食、サビ浮き部の剥離等による鋼材の減肉のため。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 設備点検の徹底 | |
32 | 令和2年4月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、工場内冷凍設備(空調機)にて、低圧異常発報があり、確認したところ室内機熱交換器内にて冷媒(R410A)27kgが漏えい。原因は腐食と推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 設備点検の徹底 | |
33 | 令和2年4月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機設備CユニットCCU-213Aからアンモニア漏えい警報があり、点検したところアンモニア微量の漏えいを確認。原因は整備後、配管継手当たり面に塗料カスが混入し隙間が発生したため。人損、物損は無し。 | 不良行為(配管継手の取付不良) | 整備施工管理の徹底 | |
34 | 令和2年4月 | 漏えい | 大阪府内の病院において、冷凍設備定期点検時に、電子膨張弁駆動部のグランド部から冷媒(R22)の漏れを確認。メンテナンス作業時の漏えい及び作業後の電子膨張弁駆動部からの漏えいが積み重なり累計約300kg漏えいした。原因は電子膨張弁駆動部のグランド部締結管理不良。人損、物損は無し。 | 締結管理不良 | 締結部管理の徹底 | |
35 | 令和2年5月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、おおよそ1年間休止していた屋上設置の冷凍設備の運転再開を試みたところ、蒸発器から冷媒(R407C)が微量漏えい。原因は経年劣化と推定。人損、物損は無し。 | その他 | 設備更新 | |
36 | 令和2年5月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、液化酸素CE(コールドエバポレーター)施設内の温水式蒸発器(No.2蒸発器)の日常点検において、水面の泡立ちを確認、蒸発器内の液化酸素配管からの酸素の漏えいと判断した(漏えい量:最大推定量0.286N/㎥/日)。原因は低負荷運転とバックアップ運転時の変動により、温度変動及び圧力変動が生じ、漏えい発生部位に金属疲労が蓄積して割れが生じたと推定。人損、物損は無し。 | 設計不良 | 設備更新 設計管理の徹底 |
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37 | 令和2年5月 | 盗難 | 京都府内の食品加工場にてLPガス容器50kg×2本が盗難。 | 盗難 | 容器管理の徹底 | |
38 | 令和2年5月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、業務用冷凍庫の冷媒ガス配管のふれ止めが溶接された箇所の反対側の部位に亀裂が生じ、冷媒ガス配管にできた穴から冷媒ガス(R410A)が20kg漏えい。原因は配管ふれ止めの溶接部ろう付けに不備があり、応力が集中したと推定。人損、物損は無し。 | 制作不良 | 設計・製作管理の徹底 | |
39 | 令和2年5月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、冷凍機冷媒(R22)7.4kgが漏えい。原因は長期の振動のため。人損、物損は無し。 | その他(振動) | 設備管理の徹底 | |
40 | 令和2年5月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍設備の定期点検時に、熱交換器のUベルト部から冷媒(R407C)1.8kgが漏えい。原因は経年劣化及び室内器の振動によるUベルト部の摩耗。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化による摩耗) | その他(経年劣化による摩耗) | |
41 | 令和2年5月 | 漏えい | 京都府内の商用ビルにおいて、冷凍設備の膨張弁本体から冷媒(R407C)が漏えい(漏えい量は調査中)。原因は振動等の応力変動の蓄積のため膨張弁シール部から漏えいしたものと推定。人損、物損は無し。 | シール管理不良 | シール管理の徹底 | |
42 | 令和2年5月 | 火災 | 大阪府内の解体工事現場において、アセチレンガスを使用した解体作業を行い、休憩していたところ、煙が立ち上がり、敷地内のごみが焼損し、隣接する建物3棟へ延焼した。原因は、溶断中の火花と推定。人損は無し。物損は、木造2階建てスレート瓦モルタル塗り約100㎡焼損及び隣接の物置等2か所焼損。 | 認知確認ミス | 作業基準・手順の徹底 | |
43 | 令和2年6月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、冷凍機吐出側油分離器出口配管の溶接ビート部から冷媒(R404A)が微量漏えい。人損、物損は無し。 | 不明 | - | |
44 | 令和2年6月 | 破裂・破損等 | 京都府内の事業所において、工場内で発生した火災のため、酸素ガス容器(7㎥ 1本)、アセチレンガス容器(7.0kg 1本)、 炭酸ガス容器(30kg 1本) が被災。工場外に待避させたが、そのうち酸素ガス容器の調整器が溶け落ちて破損した。容器からのガス漏えいは認められず。原因は、工場内塗装ブースにて実施したグラインダー研磨作業の火の粉がシンナーに引火し火災が発生したため。人損無し。物損:酸素ガス容器(7㎥ 1本)、アセチレンガス容器(7.0kg 1本) 、炭酸ガス容器(30kg 1本) 。 | その他(容器付近での火災) | 容器管理の徹底 (安全な存置場所を徹底する。) |
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45 | 令和2年6月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、冷凍設備にて冷媒(R407C)の圧力低下があったので点検・調査したところ、凝縮器手前の分流器銅管にピンホールを確認した(漏えい量:2.7kg)。原因は振動による擦れにより、配管にピンホールが発生したため。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 設備設計・製作管理の徹底 | |
46 | 令和2年6月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、フロン貯槽から液送配管(架空配管)断熱カバーに霜付きがあったので確認したところ、液(R32)が滴下しているのを認めた(漏えい量:214kg)。原因は、断熱材カバー内に雨水が浸入し、配管を腐食させたと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
47 | 令和2年6月 | 漏えい | 滋賀県内の充填所において、充填作業中、充填機(8連式回転自動充填機)内部の高圧ホースが破損し液状のLPガスが約2分間微量漏えい。原因は充填口が自動で上下することを繰り返したことにより高圧ホースが劣化・損傷したと推定。人損、物損は無し。 | 点検不良 | 設備点検の徹底 (作業前目視点検の実施) |
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48 | 令和2年6月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍設備の熱交換器ブレージングプレート式冷却器内部から冷媒R407Cが漏えい(漏えい量:38.5kg)。原因はブレード水熱交換器内に異物やストレーナーメッシュ腐食物が入り込んだため水量が低下、凍結が発生し熱交換器が破損した。人損、物損は無し。 | 点検不良 | 日常点検の徹底 (定期的なメンテナンス) |
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49 | 令和2年6月 | その他 | 大阪府内の事業所において、建物火災により、高圧ガス容器(アセチレン)が火であおられ容器が危険な状態にさらされた。原因は建物火災のため。人損、物損は無し。 | その他(建物火災) | 容器管理の徹底 | |
50 | 令和2年6月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、液化窒素貯槽内の内槽安全弁より窒素ガスが漏えい(漏えい量:1.3㎥)。原因は間欠運転で使用しており、定期的に脱圧をしていたが、夜間等に安全弁が作動し、吹き止まり不良が発生したことによるもの。人損、物損は無し。 | 誤操作・誤判断 | 運転管理の徹底 | |
51 | 令和2年6月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、冷凍機の配管曲がり部分から冷媒(R22)が漏えい(漏えい量8kg)。原因は長期間の振動による劣化のため。人損、物損は無し。 | その他(振動) | 設備管理の徹底 | |
52 | 令和2年7月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、液化窒素貯槽内の内槽安全弁より微量のガスが漏えいした際、点検したところ、ユニオン溶接部からの微量漏えいを確認。原因は製作時の溶接不良。当該設備は設置1年未満であった。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 製作管理の徹底 | |
53 | 令和2年7月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、空調用冷凍設備にて、圧縮クラッチ軸のメカニカルシールが破損し、冷媒(R410A)が漏えい(漏えい量:39.5kg )。原因は、圧縮クラッチ軸のメカニカルシールの破損のためと推定。人損、物損は無し | 製作・設計不良 | 施工管理の徹底 | |
54 | 令和2年7月 | 漏えい | 大阪府内の事業者において、冷媒液管にメンテナンス用のサービスバルブを増設し気密試験(1.15MPa)を実施。気密試験で異常は無く通常運転を開始したところ、2時間後にサービスバルブ付近にて冷媒(R22)約1,100kgが漏えい。原因はサービスバルブを開いたまま気密試験を実施しさらに通常運転を開始したため。サービスバルブポート口に樹脂キャップがあり、気密試験(試験圧力1.15MPaで実施。気密試験は1.6MPaで実施する必要があった。)では漏えいしなかったが、運転開始後に樹脂キャップが圧力に耐えられなくなり漏えいした(常用圧力1.2MPa)。 | 施工管理不良 | 施工管理の徹底 | |
55 | 令和2年7月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機通常運転中に故障の警報が発報し点検したところ、圧縮機に接続する冷媒配管が2ヶ所で断裂しており、冷媒ガス(R22)の微量漏えいを確認。原因は長年機器の振動を受け金属疲労が蓄積し配管の断裂に至ったと推定(当該設備は老朽化のため今秋に廃止を予定していた。)。人損、物損は無し。 | 設計不良 | 設計管理の徹底 設備管理の徹底 |
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56 | 令和2年7月 | 漏えい | 和歌山県内の事業所において、プロパン脱蝋装置のプロパン供給配管において、保温補修工事を実施するため保温板金を解体したところ配管に外面腐食が見られたため、縁切り範囲の確認を行ったところ、下流配管で霜付きを発見、漏えいを確認した(漏えい量:不明)。原因はスチームトレースが保温板金内で漏えいし、湿潤環境となったことにより、外面減肉が発生し漏えいしたと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 保守管理の徹底 (定期的な点検・検査の前倒しを行う。) |
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57 | 令和2年7月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、空調用冷凍設備圧縮機出口以降の銅配管(キャピラリー)溶接部から冷媒(R410A)が約19kg漏えい。原因は調査中であるが、設置から2年3ヶ月の設備であり、初期不良を推定。人損、物損は無し。 | 製作不良 | - | |
58 | 令和2年7月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、冷凍機の安全弁試験時に実施した漏えい検査にて冷媒配管ジョイント部のパッキンから冷媒(R134a)の漏えいを確認(漏えい量564.8kg)。原因は配管接続部のゴムリングが劣化し、シール性が損なわれたため。人損、物損は無し。 | 締結管理不良 その他(経年劣化) | 締結管理の徹底 設備管理の徹底 |
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59 | 令和2年7月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機の膨張弁均圧配管から冷媒(R134a)が漏えい(漏えい量55.0kg)。原因は老朽化により圧縮機の振動が大きくなったことから、チラー本体の床板と膨張弁均圧配管が接触するようになり、当該配管を損傷させたものと推定。人損、物損は無し。 | その他(振動) | 設備管理の徹底 | |
60 | 令和2年8月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機ホットガスバイパス電磁弁のボンネット部より冷媒(アンモニア)が微量漏えい。原因はホットガスバイパス電磁弁のボンネット部六角穴付きボルトが振動により緩みアンモニアが漏えいしたもの。人損、物損は無し。 | 点検不良 | 定期的な点検の徹底 | |
61 | 令和2年8月 | 漏えい・噴出 | 大阪府内の駐車場において、トラックに液化二酸化炭素ボンベ1本(40.7ℓ)を積載したまま駐車し車から離れていたところ、安全弁からガスが漏えい。通行人が発見し消防に通報した。原因は直射日光により容器が高温となり圧力が上昇し安全弁からガスが放出されたものと推定。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
62 | 令和2年8月 | 漏えい | 大阪府内の鉄道駅において、冷凍機圧縮機の電動機が温度過熱により停止したため調査したところ、熱交換器伝熱管部の穿孔から冷媒ガス(R134a)が漏えいを確認(漏えい量358.54g)。原因は、経年劣化により伝熱管部で腐食が進行したと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
63 | 令和2年8月 | 漏えい・噴出 | 大阪府内の駐車場において、トラックの荷台に、前日の18時頃から放置されていた炭酸ガス容器の全弁が翌日の昼前に作動し炭酸ガスが噴出した(噴出量:30kg)。トラックの荷台にある高圧ガス容器2本(炭酸ガス1本(噴出したもの)、アルゴンガス1本)の冷却を実施。原因は炎天下に放置されたため圧力が上昇し安全弁からガスが噴出したもの。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
64 | 令和2年8月 | 漏えい | 大阪府内の事業所(水素ステーション)において、冷凍設備ブライン系の降温状態がいつもより高かったため、メーカーに調査を依頼したところ、中間冷却器ファン出口配管のレジューサ部より冷媒(R404A)の漏えいを確認(漏えい量は推定20kg)。原因はろう付け部の溶け込み不良と推定。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 製作管理の徹底 | |
65 | 令和2年8月 | 火災 | 大阪府内の事業所において、プロパンガス及び酸素を使用して金属の溶断作業を実施していたところ、切断機の根本付近から突然火炎が噴き出し酸素ホースが溶断、酸素の噴き出しにより炎が拡散し付近の廃棄物等に燃え広がった。原因は逆火によるホースの溶断と推定。逆火を止めようとして作業者が床に溶断機を置き踏みつけている際に酸素供給ホースが溶融し炎が拡散された。人損:軽傷1名、物損:作業場の廃棄物等。 | 誤操作・誤判断 | 作業手順・保安教育の徹底 日常点検の徹底 |
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66 | 令和2年8月 | 漏えい | 福井県内の事業所において、生産設備の温度が上昇したため、冷凍機を点検したところ、圧縮機油に白濁がみられ、分解点検にて蒸発器チューブ1本から冷媒(R404A)の漏えいを確認した(漏えい量:37kg)。 原因は地下水に含まれる塩化物イオンによる銅の腐食により、ピンホールが発生したものと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
67 | 令和2年8月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、工事のため冷凍機外部カバーを取り外した際に、ネジのスペーサーを誤って外してしまったため、取付け時にネジが深く入り込み、冷媒配管を破損したため冷媒(R407C)が漏えい(漏えい量:50kg)。原因は施工管理不良。人損、物損は無し。 | 施工管理不良 | 施工管理の徹底 保安教育の実施 |
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68 | 令和2年8月 | 漏えい・噴出 | 大阪府内の事業所において、炭酸ガスボンベ(30kg)が直射日光により温められ、破裂板式安全弁が作動し炭酸ガスが漏えい(漏えい量は最大30kg)。原因は容器管理不良(容器設置場所西側に日差しを遮る構造がなく、西日にさらされていたため。)。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
69 | 令和2年8月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、工場内の液化炭酸設備で、液化炭酸ガスをローリーに充填する際、プラント側のステンレス製フレキシブルホースから炭酸ガスが微量漏えい。原因は曲げの繰り返しによる疲労破壊によるもの。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化) | 設備管理の徹底 (定期的な交換) |
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70 | 令和2年8月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機圧縮機吐出側配管ろう付け部から冷媒(R404A)が漏えい(漏えい量:50kg)。原因は、製作不良(製作時、ろう付け部分で溶け込まし不良等があったものと推定。)。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 設備管理の徹底 保安教育の徹底 |
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71 | 令和2年8月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、冷凍機空冷チラーから冷媒(R407C)が微量漏えい。原因は熱交換器Uベント管と支持金物との接触部における金属摩耗のため。人損、物損は無し。 | その他(経年摩耗劣化) | 設備管理の徹底 | |
72 | 令和2年8月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、冷凍設備の定期点検をしたところ冷媒ガス(R407C)の漏えいを確認した。(漏えい量20.0kg)原因は腐食管理不良と推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
73 | 令和2年9月 | 漏えい | 和歌山県内の事業所において、定期点検時に反応槽出口配管三方弁上流側の配管に氷が付着しているのを発見し、確認したところ、内容物(ブタン混合物)の微量漏えいを確認。原因は緊急停止時に中和しきれなかった希硫酸が生成され、内面腐食が発生したため。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
74 | 令和2年9月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、ローリー積み込用液化酸素貯槽の加圧蒸発器の溶接部から酸素が微量漏えい。原因は、ヒートサイクルに伴う繰り返し応力により溶接部に疲労割れが発生したため。人損、物損は無し。 | その他(繰り返し応力による疲労割れ | 設備管理の徹底 | |
75 | 令和2年9月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、作業者が鋳造品を溶断中、酸素供給ホースの損傷により酸素が漏えいし、溶断で発生した火の粉が飛来し助燃することにより、右上肢及び躯幹を負傷した。漏えい量は不明。原因は溶断用ガス切断機酸素供給ホースが接続部のプラグと擦れ合い、摩耗損傷したため。人損:軽傷1名(Ⅱ度熱傷)、物損は無し。 | 点検不良 | 定期的な点検の徹底 | |
76 | 令和2年10月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍機の熱交換器の配管が破損し冷媒(R407C)が漏えい(漏えい量8kg)。原因は冷凍機上部のファンモーターが、飛来物等の外的要因により傾いて破損し、その破損した羽の衝突により熱交換器部分の冷媒配管が破損したため。人損、物損は無し。 | その他(飛来物等の外的要因に伴うファンモーターの破損) | 設備管理の徹底 | |
77 | 令和2年10月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍設備から冷媒(R-404A)が漏えい(漏えい量90kg)。原因は経年劣化及びポンプの振動等で配管が破損したため。人損、物損は無し。 | 点検不良 その他(経年・振動) | 定期的な点検の実施 設備管理の徹底 |
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78 | 令和2年10月 | 漏えい | 兵庫県内の公共施設において、アイスチラー操作盤の基板交換作業中、圧縮機の温度センサーが取り付け部から脱落し、冷媒(R22)が漏えい(漏えい量119kg)。原因は圧縮機温度センサーのくい込み継手リングのシール力が経年劣化で低下していたため。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化) | 設備管理の徹底 | |
79 | 令和2年10月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、屋外に設置された冷凍機より冷媒(R410A)が漏えい(漏えい量24.0kg)。原因は冷媒乱流によるエロージョン・コロージョンのためと推定。人損、物損は無し。 | その他(エロージョン・コロージョン) | 設計管理の徹底 | |
80 | 令和2年10月 | その他(小火) | 和歌山県内の事業所において、チューブ溶断作業時にバーナーのトーチが溶損した。溶損した部分から漏れた混合ガス(アセチレンと酸素)に着火した際、適切な手順でガス溶断器へのガス遮断ができなかったため、小火が発生した。人損、物損は無し。 | 誤操作、誤判断、認知確認ミス | 作業手順の徹底 | |
81 | 令和2年10月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、液体窒素アシストポンプのケーシングから孔食漏れ(微量漏えい)が発生した。定期整備後の再起動時に流体である液体窒素による冷却速度が急激であったため熱影響による収縮が発生し、ブロンズ製のケーシング内の微少な巣(空洞)が表面まで貫通したものと推定。人損、物損は無し。 | 誤操作、誤判断 | 作業手順の見直し及び徹底 | |
82 | 令和2年10月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、待機状態の設備を年次点検のため手動により運転したところ、蒸発器チューブから冷媒(R22)が漏えい(漏えい量:14.79kg)。当該機はバックアップチラーの位置づけで通常待機状態であった。原因は蒸発器チューブが経年劣化により減肉しピンホールが発生し漏えいしたものと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
83 | 令和2年10月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、規格不適合継手使用の判明により、液化アルゴン供給設備(CE)を点検したところ、1か所よりアルゴンの微量漏えいを確認した。原因は継手のJIS規格不適合により、耐食性が劣っており、孔食の発生により微量な漏えいが発生したため。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 製作管理の徹底 | |
84 | 令和2年11月 | 漏えい・噴出 | 大阪府内の事業所において、定期自主検査時にコールド・エバポレータの圧力計を取り外した際、三方弁の上部バルブ部分が破損し酸素ガスが約7㎥噴出。原因は経年劣化によりバルブが脆くなっていたため。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化) | 設備管理の徹底 | |
85 | 令和2年11月 | 火災 | 兵庫県内の路上にて、道路の白線引き用トラックにLPガス容器50kg×2本、10kg×3本、5kg×5本を積載し走行中、固定はしていたものの、10kg1本が転倒し、LPガスに引火した。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
86 | 令和2年11月 | 漏えい・噴出 | 兵庫県内の事業所において、塩化ビニルの製造の際に、塩化ビニルの重合反応に用いる原料のうち1種類が規定量を投入されずに反応が進んだ。温度及び圧力上昇が確認されたため禁止剤を投入したが、回収弁が開いていたため大部分が重合機内で撹拌混合されず、反応停止に至らなかった。その後、圧力が上限に達して安全弁の作動に至り、塩化ビニルが漏えいした(漏えい量4,800kg)。人損、物損は無し。 | 誤操作、誤判断、認知確認ミス | 作業手順の徹底 | |
87 | 令和2年11月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、酸素液化装置及び液体酸素タンクの接続配管より酸素が漏えい。漏えい量は不明。人損、物損は無し。 | 不明 | - | |
88 | 令和2年11月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、冷凍設備の自主点検作業中、空気熱交換器配管部(U字部)で微量の冷媒ガス(R407C)が漏えい(漏えい量8.8kg)。原因は空気熱交換器配管部が振動により摩耗してピンホールが発生したため。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化) | 設備管理の徹底 | |
89 | 令和2年11月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、規格不適合継手使用の判明により、液化アルゴン供給設備(CE)を点検したところ、アルゴンの微量漏えいを確認した。原因は継手のJIS規格不適合により、耐食性が劣っており、孔食の発生により微量な漏えいが発生したため。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 製作管理の徹底 | |
90 | 令和2年12月 | 漏えい・噴出 | 奈良県内において、ライトバンにて炭酸ガスの容器(5.0kg 3.4リッター容器)を運搬・走行中、突然ガスが安全弁より噴出した(漏えい量5.0kg)。事故の状況から高圧ガス容器が車内暖房により温度上昇し、ガスの熱膨張により安全弁が作動噴出したものと推定。人損、物損は無し。 | 容器管理不良 | 容器管理の徹底 | |
91 | 令和2年12月 | 漏えい | 京都府内の事業所において、冷凍設備のストレーナーのエンドキャップ部からアンモニアが漏えい(漏えい量は微量)。原因はガスケットの収縮又はネジの緩みにより、シールできなくなったものと推定。人損、物損は無し。 | 締結管理不良 | 締結管理の徹底 | |
92 | 令和2年12月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、アンモニアガス製造施設のボンベ庫内のガス検知器が作動。ボンベに接続する配管フランジからアンモニアが漏えい(漏えい量は微量)。原因はグランドパッキンの劣化。人損、物損は無し。 | シール管理不良 | シール管理の徹底 | |
93 | 令和2年12月 | 漏えい | 京都府内の事業所において、規格不適合継手使用の判明により、液化窒素供給設備(CE)を点検したところ、2か所より窒素の微量漏えいを確認した。原因は継手のJIS規格不適合により、耐食性が劣っており、孔食の発生により微量な漏えいが発生したため。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 製作管理の徹底 | |
94 | 令和2年12月 | 漏えい | 京都府内の鉄道駅において、冷凍機1号機及び2号機のオイルクーラー上部バルブ部分から、冷媒(R134a)が漏えい(漏えい量 53.8kg)。原因は、オイルクーラー上部バルブのシールが振動及び経年により劣化したため。人損、物損は無し。 | シール管理不良 | シール管理の徹底 | |
95 | 令和2年12月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、定期点検における気密確認作業中、冷凍機3台のうち1台から、冷媒クリーナー配管バルブフランジパッキン部で冷媒ガス(R134a)の漏えいを確認した。(漏えい量:105.6kg)原因は、フランジパッキンの経年による劣化であると断定。人損、物損は無し。 | 締結管理不良 シール管理不良 | 締結管理及び シール管理の徹底 |
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96 | 令和2年12月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍設備の点検時に配管電磁弁のシート部より冷媒(R22)の漏えいを確認した。(漏えい量:21.5kg)原因は電磁弁シート部のオーリングの経年劣化によるもの。人損、物損は無し。 | その他(経年劣化) | 設備管理の徹底 | |
97 | 令和2年5月 | 漏えい | 和歌山県の事業所において、冷凍機が蓄氷運転時に異常警報が作動し停止。メーカーによる点検を実施したところ、蓄氷熱槽内の立下り配管からの漏えいを確認(漏えい量:約600kg)。原因は、地下ピット内に滞留した雨水が蓄氷熱槽内へ浸入し、配管を腐食させたと推定。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 | |
98 | 令和2年9月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、冷凍設備圧縮機にて低圧異常が発生。運転停止後、メーカーによる点検を実施したところ、冷媒配管からの漏えいを確認(漏えい量:約46.0kg)。工場出荷時に曲げ加工部に負荷がかかる状態で出荷したことにより、残留応力および設備運転時の振動負荷により金属疲労破壊になったと推測。人損、物損は無し。 | 製作不良 設計不良 | 製作管理の徹底 設計管理の徹底 |
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99 | 令和2年11月 | 火災 | 大阪府内の個人住居において、高圧ガス販売店の従業員が、住人に酸素機器の使用方法を説明するために酸素ボンベのバルブを開放したところ、レギュレータとボンベの接続付近から出火。ボンベの元栓を閉められなかっため、火を噴いた状態が継続し天井及び側壁に延焼。本火災により住人が負傷した。原因は酸素ボンベに接続されたレギュレーター内部で断熱圧縮が生じ、何らかの物質に着火して出火したものと推定。人損:軽傷1名(気道熱傷疑い)、物損:住居1階1㎡焼損 | その他(不明) | 保安教育の徹底 | |
100 | 令和2年10月 | 漏えい | 滋賀県内の事業所において、規格不適合継手使用の判明により、液化窒素供給設備(CE)を点検したところ、1か所より窒素の微量漏えいを確認した。原因は継手のJIS規格不適合により、耐食性が劣っており、孔食の発生により微量な漏えいが発生したため。人損、物損は無し。 | 製作不良 | 製作管理の徹底 | |
101 | 令和2年11月 | 喪失 | 京都府内の事業場において、本社による内部監査の結果、同事業所のLPガス容器管理総本数57,202本のうち1,059本が所在不明になっていることが判明した。原因は容器の引き渡し、引き取りの際のバーコード処理がされていなかったため。 | その他(容器管理不備) | 容器管理の徹底 作業標準の遵守 配送員に対する教育の徹底 |
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102 | 令和2年7月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍設備の定期点検をしたところ冷媒(R22)の漏えいを確認(漏えい量:不明)。原因は熱交換器内の冷媒配管が腐食しガス漏れが発生したため。人損、物損は無し。 | 腐食管理不良 | 腐食管理の徹底 |
※ 平成31年1月より、締結部や開閉部等からの可燃性ガスの微量漏えいを、高圧ガス事故報告の対象から除外する。詳しくは以下をご参照下さい。
「高圧ガス・石油コンビナート事故対応要領の一部の改正について」が経済産業省ウェブサイトに掲載されました。(経済産業省ウェブサイトへ)
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所在地:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
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FAX:06-6966-6093
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最終更新日:2024年4月12日