最終更新日:2025年4月24日
No. | 発生年月 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 | 添付書類 |
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令和7年1月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、日常点検時に圧縮機へ流れる冷媒配管から圧力センサー設置のための枝取り配管の溶接部よりカニ泡程度の冷媒(R134a)漏れを確認したもの。原因は、振動での繰り返し応力と溶接の形状差から漏えい部位が疲労破壊をおこしたものと推定。人損、物損はなし。 | 製作不良 |
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令和7年1月 | 漏えい | 京都府内の事業所において、所内に貯蔵している容器から冷媒(R410A)漏れを確認したもの。漏えい量は約12㎏。原因は、経年劣化により容器の開閉バルブの締め付けが弱っていたことによるもの。人損、物損はなし。 | その他(経年劣化) |
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3 | 令和7年2月 | 漏えい | 和歌山県内の事業所において、製品(冷凍機)へ冷媒(R410A)を充填する作業中、近接する他ラインの設備起動音を聞き自身が操作する設備の封入が完了したと誤認識し、冷媒充填途中で充填ガンから充填用ホースを外してしまい、その際冷媒が噴出し作業員の右膝付近にかかり凍傷(軽傷)を負ったもの。原因は、作業員が近接する他ラインの設備起動音を聞き、自身が操作する設備の封入が完了したと誤って判断したことによるもの。物損はなし。 | 誤判断 |
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令和7年2月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、液化水素受入作業中に液化水素タンクの液面レベル上昇によるインターロック発動に伴い、液化水素受入弁を遮断したところ配管圧力が上昇し、安全弁が作動。これにより安全弁が20~30秒間開き、低温水素ガスを大気へ放出し漏えいしたもの。原因は、安全弁の設定圧力及び閉止時間を誤ったことによるもの。人損、物損はなし。 | 誤判断 |
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令和7年2月 | 火災 | 大阪府内の事業所において、所内常圧蒸留装置内の接触改質装置にてパトロール中、接触改質装置内の熱交換器シェル側の取り出し配管のフランジ部から火炎が出ていることを確認。装置の脱圧とともに火炎は自然に鎮火する。また、フランジ部でガス検知を実施した結果、反応があったことからガス漏えいがあったことも推測。原因は、雨水が偏ってフランジ面にあたり局所的な伸縮及び膨張を繰り返したことで面圧が低下し、漏えいしたもの。また漏えいしたガスの温度が発火点を超えていたため、ガス漏えいと同時に出火した。人損、物損はなし。 | その他(雨水集中によるボルトゆるみ) |
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令和7年2月 | 漏えい | 兵庫県内の事業所において、RHS水冷モジュラーチラーの冷凍機能が低下していることを確認し、メーカーに点検を依頼。その結果、加圧試験にて熱交換機冷媒入口配管のロウ付け部で冷媒(R407C)漏れを確認したもの。漏えい量は25㎏。原因は、保温材下の配管部において内部腐食や振動による経年劣化が進行したことによるもの。人損、物損はなし。 | 腐食管理不良 |
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令和7年2月 | 漏えい | 大阪府内の事業所において、冷凍設備の安全弁の放出音がしたため現場を調査したところ、熱交換器の内部で冷媒(R134a)が漏えいしており、熱交換器の凍結により冷水配管の安全弁が作動したことが判明。原因は、蒸発器内の冷媒が冷水により蒸発した際、潜熱(気化熱)分を冷水が奪われたことにより凍結が発生し、冷水が凍結膨張したためチューブが破損したことによるもの。また凍結は、事故当日の寒波によるものと推定。人損、物損はなし。 | 自然災害(寒波) |
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最終更新日:2025年4月24日