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令和2年高圧ガス事故情報

中部近畿産業保安監督部近畿支部 保安課
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最終更新日:令和2年8月3日

令和2年 1月 2月 3月 4月 5月
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番号

発生年月

事故の種類

事故の概要 原因 再発防止対策
1 R2.1 漏えい 大阪府内の事業所において、水素製造装置蒸留配管より水素及び炭化水素が微量漏えい。原因は、圧縮機の振動がサポートを通じて配管に伝わり疲労割れが発生したため。人損、物損は無し。 検査管理不良

検査管理の徹底

2 R2.1 漏えい 大阪府内の事業所において、冷凍機ユニット点検作業時に、アンモニアの微量漏えいを確認。原因は冷却プレート内部のピンホール発生のため。人損、物損は無し。 その他 (経年劣化)

設備管理の徹底

3 R2.1 漏えい 和歌山県内の事業所において、プロパン脱蝋装置にて、保冷部内のブリーダーと配管の溶接部からワックス(個体ワックスとプロパンの混合物)が漏えい(漏えい量:約0.1ℓ)。原因は溶接開先の溶け込み不足を起点とし、構造的に弱い部分に振動等の応力が集中したため割れが発生し進展したため。人損、物損は無し。 設計不良
製作不良

設計・製作管理の徹底

4 R2.1 盗難 京都府内の病院にて、LPガスボンベ20kg1本盗難。 盗難

容器管理の徹底

5 R2.1 漏えい 滋賀県内の事業所において、空調機室外機の架台補強工事を行っていた折、溶接棒の先端が冷媒配管に接触し穴があいたため、冷媒(R410A)が17.8kg漏えいした。原因は溶接棒の先端が配管に接触したため。人損、物損は無し。 不良行為

施工管理の徹底

6 R2.1 漏えい 大阪府内の充填所において、高圧ガス容器に液化窒素を充填後、容器ネック部に亀裂が生じたことから、安全弁及び破裂板が作動し窒素が漏えい(漏えい量は微量)。原因は金属疲労等からネック部に亀裂が生じ容器の真空層にガスが漏えいし断熱不良が発生したため、安全弁及び破裂板が作動した。また、真空層と内槽に圧力差が生じ内槽が破損した。人損、物損は無し。 容器管理不良

容器管理の徹底

7 R2.1 漏えい 大阪府内の公共施設において、空気呼吸器用高圧ガス容器(4.7ℓ 2本)に圧縮空気を充填中、接続ホースのOリングが破断し緊急停止を実施したが、放出空気の圧力により容器1本が容器立てから飛び出し破損した。原因は容器接続袋ナットの締め付け不足により、接続ホースのOリングが破断したため。人損、物損:高圧ガス容器 締結管理不良

締結管理の徹底

8 R2.1 漏えい 京都府内の事業所において、冷凍設備の法定点検・整備完了後、漏えい点検を実施したところ、氷蓄熱槽上部の給液電磁弁付近からごく微量のアンモニア漏えいを確認。原因はガスケットが劣化しシールできなくなったため。人損、物損は無し。 シール管理不良

シール管理の徹底

9 R2.1 火災 大阪府内の解体工事現場において、建造物のH鋼をガス溶断していたところ、断熱材(ウレタン)に引火し、1階天井部分に燃え移った。原因は、断熱材の除去及び高圧洗浄機による散水などの対策が不十分であったため。人損:無し、物損:2階スラブが焼損(焼損表面積約82u) 施工管理不良

施工管理の徹底

10 R2.1 漏えい 福井県内の事業所において、液体窒素タンクローリーのフレキホースより窒素が微量漏えい。原因は走行中の振動による疲労と推定。人損、物損は無し。 その他(振動)

設備管理の徹底

11 R2.1 漏えい 大阪府内の事業所において、タンクローリーからの水素ガス受入用フレキホースから水素が微量漏えい。原因は締結作業時の繰り返し応力のためと推定。人損、物損は無し。 その他(調査中)

検討中

12 R2.1 漏えい 京都府内の病院においてMRI解体作業時に、消磁作業をするため電極棒を装置に入れたところ、内蔵されている液化ヘリウムが22㎥漏えい。原因は氷結物が超伝導コイルに接触しクエンチが発生したことにより温度が上昇したため。人損、物損は無し。 その他

施工管理の徹底

13 R2.1 漏えい 兵庫県内のガスターミナル駐車場において、輸入コンテナ内の高圧ガス容器(一酸化炭素)の安全性を確認していたところ、47ℓシリンダー32本のうち1本から微量の漏えいを確認した。原因は仕切りキャップからの漏えい。人損、物損は無し。 容器管理不良

容器管理の徹底

14 R2.2 漏えい 大阪府内の事業所(液化天然ガススタンド)において、圧力低下、異臭を確認したため点検したところ、圧縮機に付属するフレキシブル配管から高圧ガス(メタン)が微量漏えい。原因は、漏えい箇所は溶接近傍の破損箇所から発生し、電子顕微鏡による破面観察の結果、疲労破壊を示す縞模様が見られたことから温度・圧力・振動からの経年による疲労破壊と推定。人損、物損は無し。 検査管理不良

設備管理の徹底(定期的な交換を実施する。)

15 R2.2 火災、漏えい 大阪府内の工事現場において、防水用アスファルトシートの溶接作業を行っていた際、付近に置かれていた断熱材に着火し、発生した炎によりトーチに接続されていたホースが燃焼したため、LPガスが噴出しLPガス容器が燃焼した(漏えい量は約8kg)。原因は火災のため。人損:軽傷1名(一酸化炭素中毒)。物損:LP容器外。 その他(火災)

作業手順の徹底

16 R2.2 漏えい 大阪府内の事業所において、冷凍機の四路切替弁から冷媒(R22)が漏えい(62kg)。原因は調査中であるが、四路切替弁で亀裂が発生したと推定。人損、物損は無し。 設計不良

検討中

17 R2.2 火災、漏えい 大阪府内の解体工事現場において、LPガスを使用し鉄骨の溶断作業をしていたところ、高温の切断片が落下し出火、建物が全焼した。2階に置いてあったLPガス容器及び酸素容器、接続ホース等が燃焼(漏えい量:酸素10㎥ LPガス微量)。原因は高温溶断片により発火しLPガスが燃焼した。人損:重傷1名。物損:解体中3階の建物、隣接一般住宅外壁。 その他(火災)

作業手順の徹底

18 R2.2 漏えい 大阪府内の事業所において、高圧ガス配管のダミーサポート(配管を材料として利用したサポート)部分より炭化水素及び硫化水素が微量漏えい。原因は配管エルボ部のダミーサポート内の外面腐食と推定。ダミーサポートの溶接時の空気抜きのための開口部から雨水等が侵入し外面腐食が進行したと推定。人損、物損は無し。 腐食管理不良

腐食管理の徹底

19 R2.2 漏えい 滋賀県内の事業所において、冷凍設備室外機空冷フィンの銅チューブから冷媒(R407C)が漏えい(漏えい量:23.3kg)。原因は機械振動が長期間配管に加わり擦過摩耗し貫通穴を形成したため。人損、物損は無し。 設計不良

設備の改善

20 R2.2 漏えい 大阪府内の公共施設にて、暖房中間点検にて冷媒(R134a)の漏れ反応があり調査した結果、氷蓄熱コイルの冷媒液分配器から微量の漏えいを確認。原因は、昨年交換した分配器に溶接不良があり溶接部分に亀裂が発生したため。人損、物損は無し。 施工不良

施工管理の徹底

21 R2.3 漏えい 兵庫県内の事業所において、アンモニア供給設備のアンモニア液減圧弁よりアンモニアが微量漏えい。原因はバルブを分解し調査中。人損、物損は無し。 シール管理不良

シール管理の徹底

22 R2.3 漏えい 大阪府内の商業ビルにおいて、冷凍機(冷凍能力136.19t/日)の部品交換のため冷媒(R134a)回収を行ったところ、回収量が少なかったことから漏えいしたものと判断した(漏えい量:257kg)。原因は調査中であるが、締結部からの漏えいを推定。人損、物損は無し。 腐食管理不良

検討中

23 R2.3 火災・漏えい 大阪府内の事業所において、出勤した社員が酸素容器及びアセチレン容器の調整器から炎が立ち上がるのを発見。酸素容器は全開、アセチレン容器は少し開いていた状態になっており、酸素容器10kg アセチレン容器各1本分漏えいした。原因は、消費後のバルブ閉止措置の不備と推定。詳細は調査中。人損は無し、物損は調整器、消費配管等。 その他(バルブ閉め忘れ)

作業手順の遵守

24 R2.3 漏えい 京都府内の宿泊施設において、圧縮機コイル過熱警報の発報があり調査した結果、蒸発器入口配管のろう付け部から潤滑油と冷媒(R407C)の漏えいを確認(漏えい量:35.9kg)。原因は設置後4年未満であることから、経年では無く振動等により配管ろう付け部に不具合が生じたと推定。人損、物損は無し。 施工不良

施工管理の徹底

25 R2.3 喪失 京都府内の消費先において、アセチレン容器(7kg×4本)、酸素容器(7㎥×5本)が喪失。 その他

容器管理の徹底

26 R2.3 漏えい 京都府内の路上において、LPガスボンベ運搬中、交差点に車が突っ込んできたため、荷台から50kg容器が落下し、キャップが外れ残ガス(LPガス)が漏えいした(漏えい量は微量)。原因は、交通事故。人損、物損は無し。 交通事故(他損)

交通規則の遵守

27 R2.3 漏えい 大阪府内の事業所において、冷水作成用チラー設備を業者により点検を実施していたところ、冷媒(R407C)の漏えいが確認された(漏えい量:16kg)。調査の結果、水冷却器内部にて冷媒が漏えいしたものと推定。原因は配管等からの漏れは確認できなかったため、水冷却器内部の腐食等(経年劣化)と推定。人損、物損は無し。 腐食管理不良

腐食管理の徹底

28 R2.4 漏えい 兵庫県内の事業所において、ガス溶断作業の実施訓練を実施中、吹管火口の火力調節中にガス容器近傍で破裂音があり、直ちに酸素ガス、アセチレンガスを遮断した。点検したところホースドラムの破損、酸素及びアセチレンホースの破損を確認した。原因は調査中。人損は無し。物損:ホースドラム、ガスホース。 調査中

検討中

29 R2.4 漏えい 兵庫県内の事業所において、液化塩素を気化工場内へ供給する施設内で液化塩素容器と配管接続部にて塩素が微量漏えい。原因はパッキンの材質にポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)を使用するところを、ナイロンを使用していたため、パッキンが腐食破断したため。人損、物損は無し。 制作不良

施工管理の徹底

30 R2.4 漏えい 大阪府内の病院において、空調用冷凍機の蓄氷槽内の蒸発器コイルの銅管部から冷媒(R134a)が微少漏えい。原因は経年劣化による配管の腐食と推定。人損、物損は無し。 腐食管理不良

設備点検の徹底

31 R2.4 漏えい 滋賀県内の事業所において、工場内冷凍設備(空調機)にて、低圧異常発報があり、確認したところ室内機熱交換器内にて冷媒(R410A)27kgが漏えい。原因は腐食と推定。人損、物損は無し。 腐食管理不良

設備点検の徹底

32 R2.4 漏えい 大阪府内の事業所において、冷凍機設備CユニットCCU-213Aからアンモニア漏えい警報があり、点検したところアンモニア微量の漏えいを確認。原因は整備後、配管継手当たり面に塗料カスが混入し隙間が発生したため。人損、物損は無し。 不良行為(配管継手の取付不良)

整備施工管理の徹底

33 R2.5 漏えい 滋賀県内の事業所において、おおよそ1年間休止していた屋上設置の冷凍設備の運転再開を試みたところ、蒸発器から冷媒(R407C)が微量漏えい。原因は経年劣化と推定。人損、物損は無し。 その他

設備更新

34 R2.5 漏えい 滋賀県内の事業所において、液化酸素CE(コールドエバポレーター)施設内の温水式蒸発器(No.2蒸発器)の日常点検において、水面の泡立ちを確認、蒸発器内の液化酸素配管からの酸素の漏えいと判断した(漏えい量:最大推定量0.286N/㎥/日)。原因は低負荷運転とバックアップ運転時の変動により、温度変動及び圧力変動が生じ、漏えい発生部位に金属疲労が蓄積して割れが生じたと推定。人損、物損は無し。 設計不良

設備更新
設計管理の徹底

35 R2.5 盗難 京都府内の食品加工場にてLPガス容器50kg×2本が盗難。 盗難

容器管理の徹底

36 R2.5 漏えい 大阪府内の事業所において、業務用冷凍庫の冷媒ガス配管のサポートが溶接された箇所の反対側の部位に亀裂が生じ、冷媒ガス配管にできた穴から冷媒ガス(R410A)が20kg漏えい。原因は振動により配管のサポートが溶接された部分が支点となり、破損部位に力が加わり破損したと推定。人損、物損は無し。 制作不良

設計・製作管理の徹底

※ 平成31年1月より、締結部や開閉部等からの可燃性ガスの微量漏えいを、高圧ガス事故報告の対象から
除外する。詳しくは以下をご参照下さい。・
  「高圧ガス・石油コンビナート事故対応要領の一部の改正について」が経済産業省ウェブサイトに掲載されました。(経済産業省ウェブサイトへ) 別ウィンドウで開きます

 

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