No. | 発生年月 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 | 添付書類 |
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1 | 令和3年1月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管継手部 (ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路車道:幅員3.3m、延長200m・東西道路歩道:幅員2.0m、延長200m)の交通規制が実施された(85分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
2 | 令和3年1月 | 避難 | 需要家からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管管体 (アスファルトジュート巻鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺住民の避難(2名・176分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
3 | 令和3年1月 | 供給支障 | 他工事業者(電柱工事業者)が舗装カッターで、本管管体(中圧、アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。供給支障(454戸・10時間43分)が発生するとともに、周辺道路(道路①車道:幅員7.5m、延長185.0m、道路①歩道:幅員1.6m、延長185.0m、道路②車道:幅員7.6m、延長50.0m、道路②歩道:幅員2.0m、延長50.0m)の交通規制(280分間)及び周辺高校生徒の避難(30名・部活を切り上げ帰宅)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
4 | 令和3年1月 | 交通困難 | 協力会社(定期保安点検者)からガス検知器反応ありとの通報を受け調査したところ、供給管継手部 (ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路車道:幅員8.0m、延長80m)の交通規制が実施された(131分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
5 | 令和3年1月 | 避難 | 他工事業者からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、水取り立管管体 (鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺住民の避難(7名・20分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
6 | 令和3年1月 | 交通困難・避難 | 集合住宅の需要家からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管 (ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路車道東側一車線:幅員3.0m、延長45.0m、南北道路歩道:幅員6.0m、延長35.0m、東西道路車道北側一車線:幅員3.0m、延長20.0m、東西道路歩道:幅員6.0m、延長15.0m)の交通規制(125分間)及び住民の避難(10名・125分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
7 | 令和3年1月 | 交通困難 | 他工事業者(建築業者)が仮囲い用の杭を抜いたところ、本管管体(ポリエチレン管)に杭が刺さっていた(仮囲い時に誤って打ち込み)ためガスが漏えい。周辺道路(東西道路車道:幅員4.5m、延長100.0m、東西道路歩道:幅員4.2m、延長100.0m、南北道路車道:幅員2.7m、延長100.0m、南北道路歩道:幅員3.2m、延長100.0m)の交通規制が実施された(50分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
8 | 令和3年1月 | 交通困難 | 他工事業者(建築業者)がバックホーで、灯外内管継手部(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路車道:幅員3.0m、延長119.0m、東西道路歩道:幅員1.0m、延長119.0m)の交通規制が実施された(17分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
9 | 令和3年1月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管管体 (アスファルトジュート巻鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員1.4m、延長80m)の交通規制が実施された(55分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
10 | 令和3年1月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、給湯器の排気筒外れ等の事故が発生した。原因は、外部からの異物(ゴミ等)が熱交換器に付着し腐食(緑青)が発生、その状態で燃焼された事により熱交換器内部で局所加熱が起き、熱交換器が損傷して水漏れが発生し、その水漏れで着火不良が生じた。その後の点火動作の際に滞留したガスが一気に燃焼、当該機器排気筒外れ等に至ったものと推定。 | 異物混入による熱交換器の損傷 | 高経年給湯器の取替の推奨 |
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11 | 令和3年2月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員4.7m、延長50m)の交通規制が実施された(60分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
12 | 令和3年2月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管継手部 (アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員5.5m、延長100.0m、東西道路:幅員3.5m、延長80.0m)の交通規制が実施された(143分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
13 | 令和3年2月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管継手部 (ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員8.0m、延長50.0m、東西道路車道:幅員4.0m、延長80.0m、東西道路歩道:幅員2.0m、延長80.0m)の交通規制が実施された(22分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
14 | 令和3年2月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ゴム管および2口ガス栓を焼損する事故が発生した。消防より、機器本体の不具合は見当たらず、真因は不明とのことであったが、接続ゴム管、2口ガス栓の焼損が激しいことから、ガス栓からテーブルコンロ接続部間でのガス漏れによる着火の可能性が高いと判断。 | 原因不明 | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法および日常の管理、点検についての周知 | |
15 | 令和3年2月 | 避難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管継手部(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(2名・10分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
16 | 令和3年2月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、ガス栓キャップおよびソフトコードの一部を焼損する事故が発生した。原因は、2口ペアガス栓の機器未接続ガス栓(迅速継手側)を誤開放。装着不完全となっていたガス栓キャップの隙間からガスが漏えいしコンロ使用時の炎が引火、ガス栓キャップ及びソフトコードの一部を焼損したものと推定。 | ガス栓誤開放 | ガス栓を安全に使用するための注意事項の周知およびガス漏れを感知した場合の措置方法 |
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17 | 令和3年2月 | 交通困難 | 他工事業者(改装業者)がチッパーで、灯内内管管体(塩化ビニールライニング鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路歩道:幅員3.8m、延長6.0m)の交通規制が実施された(47分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
18 | 令和3年2月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、コンロ左側火力調整レバー部の一部を焼損する事故が発生した。原因は、使用中の煮こぼれが繰り返し発生したことにより、当該コンロ内部へ侵食し、その影響で機内ガス通路部を腐食させガス漏えいが発生。当該コンロの炎が漏えいしたガスに引火したことで、機器内部の一部焼損に至ったものと推定。 | 維持管理不備(内部腐食) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法および日常の管理、点検についての周知 | |
19 | 令和3年2月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員4.2m、延長15.0m、南北道路:幅員4.3m、延長30.0m)の交通規制が実施された(72分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
20 | 令和3年2月 | 交通困難 | 他工事業者(建築業者)がバックホウで、灯外内管継手部(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員3.9m、延長120.0m、南北道路:幅員3.9m、延長90.0m)の交通規制が実施された(38分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
21 | 令和3年2月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器の前板の一部が変形する事故が発生した。当該機器に何らかの原因により給排気閉塞が発生し、その状態で当該機器を使用したことで機器内に未燃ガスが滞留。その後、再度の点火動作の際に、滞留した未燃ガスが一気に燃焼、当該機器前板の一部変形に至ったものと推定されるが真因の特定には至らず。 | その他(給排気部の閉塞) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法および日常の管理、点検についての周知 | |
22 | 令和3年3月 | 交通困難 | 他工事業者(道路工事業者)がバックホウで、支管継手部(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路①:幅員6.5m、延長30.0m、東西道路②:幅員3.8m、延長20.0m、南北道路:幅員4.5m、延長46.0m)の交通規制が実施された(92分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
23 | 令和3年3月 | 交通困難 | 道路工事業者からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管管体 (アスファルトジュート巻き鋼管)から腐食によるガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員10.6m、延長160.0m)の交通規制が実施された(77分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
24 | 令和3年3月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ガス事業者が定期保安巡回中にクッキングテーブルの機器側接続部周辺が一部焼損していることを確認。機器側接続部の溶融によりガス漏えい検査はできなかったが、機器側接続部ソケット内部に埃等の異物付着が確認されたため、これらが原因で一時的にガス漏えいが発生。コンロを使用した際に炎が引火し、一部焼損に至ったものと推定。 | 原因不明 | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法の周知 | |
25 | 令和3年3月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器の前板とパイプシャフトの扉の一部が変形する事故が発生した。 原因は事故発生宅の隣人がマットレスを購入した際、業者が搬入時に事故発生宅の瞬間湯沸器前面部分へ立てかけたことにより給排気閉塞が発生。その状態で当該機器を使用したことで機器内に未燃ガスが滞留。その後、再度の点火動作の際に、滞留した未燃ガスが一気に燃焼、当該機器前板およびパイプシャフト扉の一部変形に至ったものと推定。 |
排気部の閉塞 | 屋外設置型機器や給排気設備を覆うおそれのあるものを置かないよう注意喚起の周知 |
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26 | 令和3年3月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器の前板の一部が変形する事故が発生した。当該機器に何らかの原因により給排気閉塞が発生し、その状態で当該機器を使用したことで機器内に未燃ガスが滞留。その後、再度の点火動作の際に、滞留した未燃ガスが一気に燃焼、当該機器前板の一部変形に至ったものと推定されるが真因の特定には至らず。 | その他(給排気部の閉塞) | 養生シート等で屋外設置型機器や給排気設備を囲った状態で機器を使用しない注意喚起の周知 | |
27 | 令和3年4月 | 着火 | 他工事業者(下水道業者)がカッターで、灯外内管管体(ポリエチレンライニング鋼管)を破損し、ガスが漏えいし着火。周辺道路(幅員4.0m、延長210.0m)の交通規制が実施された(160分間)。人損無し、物損無し、火災認定有り。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
28 | 令和3年4月 | 交通困難・避難 | 他工事業者(衛生設備工事業者)がコアドリルで、灯外内管管体(ポリエチレンライニング鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路歩道:幅員1.5m、延長35.0m、南北道路車道:幅員7.0m、延長35.0m、東西道路:幅員10.0m、延長55.0m)の交通規制(129分間)及び住民の避難(29名・129分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
29 | 令和3年4月 | 供給支障 | 顧客より、「ガス圧が低い。同時にコンロを使用すると火が消える」との通報を受けて調査した結果、本管管体(ダグタイル鋳鉄管)の自然劣化による腐食からの地下水の流入を確認。供給支障(138戸・8時間41分)が発生した。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
30 | 令和3年4月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、工事敷地内での法面崩壊により供給管継手部 (アスファルトジュート巻き鋼管)が破損したことによるガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員3.0m、延長70.0m、東西道路:幅員3.0m、延長80.0m)の交通規制が実施された(164分間)。 | その他(法面崩壊) | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
31 | 令和3年5月 | 交通困難・避難 | 通行人からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員6.1m、延長100.0m、東西道路:幅員6.0m、延長100.0m)の交通規制(211分間)及び住民の避難(1名・233分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
32 | 令和3年5月 | 避難 | 需要家が洗濯機の排水管の工事をしていたところディスクグラインダーで、灯内内管管体(亜鉛めっき鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(4名・22分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
33 | 令和3年5月 | 酸欠(・交通困難) | ガス工事作業員が掘削溝内で上半身が入っていた状態で灯外内管管体 (ポリエチレン管)のカット作業を単独で行っていたところシール栓が脱落し、ガスが漏出したため酸欠により意識を失った。病院へ搬送中に意識が戻り命に別状無し。また、ガスの漏えいにより周辺道路(南北道路車道:幅員5.0m、延長75m)の交通規制が実施された(32分間)。 | 導管工事 | 関係する工事業者への周知 二人以上での作業の徹底 |
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34 | 令和3年5月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、小型瞬間湯沸器を使用した際に着火し、電池収納カバーが焦げた。ガス漏えい検査の結果、ゴム管と機器接続部にてガス漏えいを確認。原因は、インターネットで購入した小型瞬間湯沸器を家族が取り付けた際、ゴム管と機器接続部の取付が不十分だったためガス漏れが発生し、当該機器点火時に漏えいしたガスに着火したことで電池収納カバーの焼損に至ったと推定。人損なし、火災認定なし。 | 接続部材の不適切使用 | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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35 | 令和3年5月 | 交通困難 | 需要家が洗濯機の排水管の工事をしていたところディスクグラインダーで、灯内内管管体(亜鉛めっき鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(4名・22分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
36 | 令和3年5月 | 交通困難 | 自動車の衝突により灯外内管継手部(塩化ビニールライニング鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員5.5m、延長45.0m、南北道路車道:幅員16.0m、延長300.0m、南北道路歩道:幅員3.0m×2、延長300.0m)の交通規制が実施された(108分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
37 | 令和3年5月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路歩道:幅員3.5m、延長50.0m)の交通規制が実施された(38分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
38 | 令和3年5月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、業務で訪問した協力会社が風呂釜の焼損痕を確認。焼損影響により点火およびガス漏えい確認ができず、当該風呂釜バーナー部分を取り外し製造事業者にて調査。調査の結果、原因は、ガス供給圧力の変動に応動する弁(ゴム製ダイヤフラム)が経年劣化により亀裂が発生。亀裂部より漏えいしたガスに引火し、事故に至ったものと推定。人損なし、火災認定なし。 | 維持管理不備(経年劣化) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法および日常の管理、点検についての周知 | |
39 | 令和3年5月 | 交通困難 | 通行人から工事現場付近でガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(ポリエチレン管)破損に伴うガスの漏えいを確認(他工事業者がバックホウで破損と推定)。周辺道路(南北道路:幅員9.0m、延長140.0m、東西道路:幅員12.1m、延長127.0m)の交通規制が実施された(9分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
40 | 令和3年6月 | 交通困難 | 協力工事会社からマンホールにてガス検知ありとの通報を受け調査したところ、供給管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員4.2m、延長54.0m、東西道路:幅員5.2m、延長45.0m)の交通規制が実施された(50分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
41 | 令和3年6月 | 交通困難 | 他工事業者(建築工事業者)がオーガで、支管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路歩道:幅員3.8m、延長20.0m)の交通規制が実施された(31分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
42 | 令和3年6月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、小型湯沸器を使用中ゴム管から火が出て、ゴム管を焼損する事故が発生した。調査の結果、小型湯沸器とゴム管の接続部よりガスの漏えいを確認。原因は、当該機器を量販店で購入し、自ら取り付けた際、以前の機器に使用されていたガスホースエンド接続部材(ゴム管口)を再使用しパッキンを入れずに施工したため、接続部の気密性が不足し、ガス漏れが発生。当該機器の炎が漏れたガスに引火し、焼損に至ったものと推定。人損なし、火災認定なし。 | 接続部材の不適切使用 | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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43 | 令和3年6月 | 供給支障 | 協力会社より、「圧力低下遮断複数」との通報を受けて調査した結果、緊急遮断弁の閉まりを確認。供給支障(491戸・7時間15分)が発生した。排水ポンプの故障により、緊急遮断弁ピットが水没したため、感震遮断装置の配線が短絡し緊急遮断弁が誤遮断したと推定。 | その他(水没) | 建物管理者に対する緊急遮断装置の取扱や日常管理についての周知 | |
44 | 令和3年6月 | 交通困難 | 消防から造成地でガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管管体(アスファルトジュート巻鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員5.35m、延長55.0m)の交通規制が実施された(135分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
45 | 令和3年6月 | 交通困難 | 他工事業者(下水工事業者)がバックホウで、本管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路①:幅員18.0m、延長22.0m、南北道路②歩道:幅員4.0、延長35.0m、東西道路①:幅員18.0m、延長22.0m、東西道路②:幅員8.0m、延長18.0m)の交通規制が実施された(14分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
46 | 令和3年6月 | 交通困難 | 協力会社(漏えい調査員)からガス検知器反応ありとの通報を受け調査したところ、本管 (鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員15.0m、延長95.0m、東西道路:幅員15.5m、延長190m)の交通規制が実施された(177分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
47 | 令和3年6月 | 交通困難 | 自動車の衝突により灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員4.7m、延長35.0m)の交通規制が実施された(23分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
48 | 令和3年6月 | 交通困難 | 他工事業者(カーポート設置業者)がコンクリートコアドリルで、灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員3.0m、延長19.0m)の交通規制が実施された(40分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
49 | 令和3年6月 | 供給支障 | 協力会社(遠隔監視センター)より、「圧力上昇遮断複数信号受信」との通報を受けて調査した結果、水道管からの漏水に伴うサンドブラストによる支管管体(ポリエチレンライニング鋼管)からの水の流入を確認。供給支障(560戸・66時間12分)が発生した。 | その他(サンドブラスト) | ガス管と水道管の適切な離隔距離の確保 | |
50 | 令和3年6月 | 供給支障 | 他工事業者から電柱移設作業中にガス管を破損したとの通報を受けて調査した結果、本支管(PE管)からのガスの漏えいを確認。直近の本管バルブを閉止したため、供給支障(70戸・2時間)が発生した。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
51 | 令和3年6月 | 交通困難 | 水道工事会社からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管継手部(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員4.8m、延長264.4m)の交通規制が実施された(44分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
52 | 令和3年6月 | 着火(火災) | 消防から一般住宅火災との通報を受け調査したところ、灯内内管管体(フレキ管)が雷により穴があきガスの漏えいしたことによる火災(壁の一部焼損)と確認。火災認定有り。 | その他(落雷) | ー | |
53 | 令和3年6月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ビルトインコンロ内部から炎が出て、コンロ内部の器具栓付近が一部焼損する事故が発生した。原因は、使用中の煮こぼれが繰り返し発生したことにより、ビルトインコンロの器具栓内部に封入されているOリングに煮こぼれが付着。その影響で操作ボタンを押す度にOリングが摩耗し器具栓から僅かなガス漏えいが発生。その後の点火動作の際に漏えいガスに引火したことで、機器内部の一部焼損に至ったものと推定。人損なし、火災認定なし。 | 維持管理不備(内部汚損) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法の周知 | |
54 | 令和3年6月 | 着火(火災) | 顧客より通報があるも会話できない状態のため調査したところ、飲食店において従業員が炊飯器を動かした時に自然劣化していた炊飯器行きの灯内内管継手部(亜鉛めっき鋼管)が折損したためガス漏えいし隣で使用していた茹麺器から着火したと確認。壁の一部焼損。従業員2名が気道熱傷の疑いで病院に搬送されたが加療なし。 | 自然劣化 | 顧客に対するガス機器の移動によるガス管への影響に関する注意喚起 ガス管の定期点検の継続実施 |
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55 | 令和3年6月 | 避難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管継手部(塩化ビニールライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺住民の避難(1名・30分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
56 | 令和3年6月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器(給湯暖房機)の前板の一部が変形する事故が発生した。 機器内部を調査したところ、燃焼時に回転する排気ファンの羽部分が破損(欠落)していることを確認。排気ファン内部に錆が付着していることから、経年的に水分を含んだ土埃が堆積し、燃焼時に回転することで、通常を上回る遠心力が働き、羽部分が段階的に欠落。その状態で給湯暖房機を使用したことで、排気が適切に排出されず機器内部に未燃ガスが滞留。点火動作の際に未燃ガスへ引火し、給湯暖房機が異常着火、前板変形に至ったものと推定。 |
維持管理不備(経年劣化) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法の周知 | |
57 | 令和3年6月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器(給湯器)の前板とパイプシャフトの扉の一部が変形する事故が発生した。 当該機器に何らかの原因により給排気閉塞が発生し、その状態で当該機器を使用したことで機器内に未燃ガスが滞留。その後、再度の点火動作の際に、滞留した未燃ガスが一気に燃焼、当該機器前板の一部変形に至ったものと推定されるが真因の特定には至らず。 |
原因不明 | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法の周知 | |
58 | 令和3年6月 | 着火・物損 | 超高層建物において、瞬間湯沸器(給湯暖房機)の前板の一部が変形する事故が発生した。 原因は、外壁塗装工事のため給湯暖房機の排気筒先端部分をビニールシートにて養生したことにより、排気閉塞が発生。その状態で当該機器を使用したことで機器内に未燃ガスが滞留。その後、再度の点火動作の際に、滞留した未燃ガスが一気に燃焼、給湯暖房機前板の一部変形に至ったもとの推定。 |
排気部の閉塞 | ・養生シート等で屋外設置型機器や給排気設備を囲った状態で機器を使用しない注意喚起の周知 ・ガス機器使用中に異常を感じた場合の対処方法の周知 |
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59 | 令和3年7月 | 交通困難 | 他工事業者(水道工事業者)がバックホウで、供給管継手部(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員5.5m、延長41.0m)の交通規制が実施された(95分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
60 | 令和3年7月 | 着火・物損 | 一般住宅において、風呂釜点火後、異音と共に風呂釜付近から炎が出て、風呂釜接続の中間ガス栓付近と強化ガスホースを焼損する事故が発生した。原因は、風呂釜バーナー内部にあるガス通路部が経年的な濡れ乾きの繰り返しにより腐食することで亀裂が発生。亀裂箇所より漏えいしたガスに点火時の炎が引火し、事故に至ったものと推定。人損なし、火災認定なし。 | 維持管理不備(内部腐食) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法の周知 | |
61 | 令和3年7月 | 供給支障 | 一般集合住宅管理人より、「落雷の後にガスが着かなくなった」との通報を受けて調査した結果、落雷による停電で操作盤も電源が入らない状態となり、何らかの原因で停止信号が入り緊急遮断弁が閉止したと推定。供給支障(69戸・2時間17分)が発生した。 | その他(落雷) | ー | |
62 | 令和3年7月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ガスコンロを使用した際、焦げ臭いにおいとコンロ天板の一部が熱くなる事象が発生した。原因は、多量の煮こぼれがコンロ内部に侵入、底面へ長期間溜まったことにより、煮こぼれと接触した器具栓(操作ボタン)内部のガス通路部が腐食。使用中の炎が腐食箇所から漏えいしたガスに引火したことで、事故に至ったと推定。人損なし、火災認定なし。 | 維持管理不備(内部腐食) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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63 | 令和3年7月 | 着火(火災) | 消防から一般住宅火災との通報を受け調査したところ、灯内内管管体(フレキ管)が雷により穴があき漏えいしたガスに着火(着火源は不明))し、火災(浴室壁面焼損)に至ったと推定。 | その他(落雷) | ー | |
64 | 令和3年7月 | 交通困難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路歩道:幅員4.5m、延長50.0m)の交通規制が実施された(42分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
65 | 令和3年7月 | 交通困難 | 土地管理者が草刈り機で、灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員4.5m、延長:90.0m、東西道路①:幅員6.0m、延長220.0m、東西道路②:幅員2.7m、延長10.0m、東西道路③:幅員4.0m、延長40.0m)の交通規制が実施された(53分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
66 | 令和3年7月 | 交通困難 | 超他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員6.8 m、延長266.0m、東西路地:幅員1.0m、延長27.1m)の交通規制が実施された(65分間)。 |
他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
67 | 令和3年7月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管継手部(ポリエチレン管)からのガスの漏えいを確認(車両衝突によるものと推定)。周辺道路(南北道路:幅員4.2m、延長73.0m、東西道路幅員5.0m、延長77.0m)の交通規制が実施された(43分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
68 | 令和3年8月 | 避難 | 警察からガス漏れ警報器鳴動との通報を受け調査したところ、灯外内管(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺住民の避難(5名・90分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
69 | 令和3年8月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、定期保安巡回の際に小型湯沸器の一部焼損とガス漏洩を確認した。原因は、小型湯沸器を取り付けした際、強化ガスホース接続部の締め込み不足により徐々に接続部が緩み気密性が保たれず、小型湯沸器使用時にガス漏えいが発生。使用中の炎が漏えいしたガスに引火し一部焼損に至ったと推定。人損なし、火災認定なし。 | 接続不良 | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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70 | 令和3年8月 | 交通困難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管継手部(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路歩道:幅員4.0m、延長102.0m、東西道路:幅員4.0m、延長125.0m)の交通規制が実施された(48分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
71 | 令和3年8月 | 交通困難 | 自動車の衝突により灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西歩道:幅員6.0m、延長82.0m)の交通規制が実施された(18分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
72 | 令和3年8月 | 供給支障 | 顧客より、「ガス不通」との通報を受けて調査した結果、ガス導管工事において、片押しであるにも関わらず両押しと思い込んでガスバックを挿入したため供給支障(242戸・3時間14分)が発生した。 | 導管工事 | ・施工会社に工事計画書を提出させる ・工事会社に対し過去の供給支障事例の教育、背圧確認方法の再指導を実施 ・重要な連絡工事の立会の徹底 |
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73 | 令和3年8月 | 交通困難 | 通行人からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員10.0m、延長73.0m、東西道路:幅員12.0m、延長78.0m)の交通規制が実施された(79分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
74 | 令和3年8月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、シャワー使用中に爆発音があり、給湯器の一部が焼損する事故が発生した。原因は、機器内部において、微細な漏水があり、長期間にわたり機器底部に漏水が溜まり、これが影響してガス配管の穴あきに至り、ガスが漏えいし、滞留した未燃ガスに給湯器点火後のバーナーの炎が着火したものと推定。人損なし、火災認定あり。 | 維持管理不備(内部腐食) | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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75 | 令和3年9月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管継手部(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員12.0m、延長150.0m)の交通規制が実施された(54分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
76 | 令和3年9月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員2.9m、延長40.0m)の交通規制が実施された(35分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
77 | 令和3年9月 | 交通困難 | 通行人からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員4.2m、延長40.0m、東西道路:幅員6.2m、延長23.0m)の交通規制が実施された(30分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
78 | 令和3年9月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管管体(亜鉛めっき鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員3.8m、延長50.0m)の交通規制が実施された(5分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
79 | 令和3年9月 | 交通困難 | 他工事業者(下水道工事業者)がバックホウで、供給管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員7.4m、延長100.0m)の交通規制が実施された(29分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
80 | 令和3年9月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員4.2m、延長101.0m)の交通規制が実施された(20分間)。 | 自然劣化 | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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81 | 令和3年9月 | 交通困難 | 警察からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、車両等の接触によるものと推測される灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員3.8m、延長105.0m、東西道路:幅員4.3m、延長29.0m)の交通規制が実施された(155分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
82 | 令和3年9月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器の前板の一部が変形する事故が発生した。 当該機器に何らかの原因により給排気閉塞が発生し、その状態で当該機器を使用したことで機器内に未燃ガスが滞留。その後、再度の点火動作の際に、滞留した未燃ガスが一気に燃焼、当該機器前板の一部変形に至ったものと推定されるが真因の特定には至らず。人損なし、火災認定なし。 |
その他(給排気部の閉塞) | 機器使用中に異常を感知した場合の措置方法および日常の管理、点検についての周知 |
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83 | 令和3年10月 | 交通困難 | 警察からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、車両等の接触によるものと推測される灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員3.8m、延長105.0m、東西道路:幅員4.3m、延長29.0m)の交通規制が実施された(155分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
84 | 令和3年10月 | 交通困難 | 他工事業者(道路工事業者)が舗装カッターで、本管管体(鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員6.0m、延長80.0m)の交通規制が実施された(117分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
85 | 令和3年10月 | 着火・物損 | 一般住宅において、風呂釜を点火した際、風呂釜バーナー部より炎があふれたという事故があった。原因は本製品がリコール対象製品で、対象部位であるバーナー部のガス供給圧力の変動に応動する弁(ゴム製ダイヤフラム)に過大な応力が加わったことと、経年劣化によりダイヤフラムに亀裂が発生。亀裂部より漏えいしたガスに引火し、事故に至ったものと推定。人損なし、火災認定なし。 | その他(リコール対象製品) | 当該リコール製品情報の提供。製造事業者への自主回収活動への協力。 |
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86 | 令和3年10月 | 供給支障 | 顧客より、「ガスが使えていたが火が弱まった」との通報を受けて調査した結果、水道管からの漏水に伴うサンドブラストによる支管管体(ポリエチレンライニング鋼管)からの水の流入を確認。供給支障(92戸・20時間20分)が発生した。 | その他(サンドブラスト) | ガス管と水道管の適切な離隔距離の確保 | |
87 | 令和3年10月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員7.5m、延長50.0m)の交通規制が実施された(9分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
88 | 令和3年10月 | 着火・物損 | 一般業務用建物において、業務用炊飯器を使用した際に、ソフトコードから炎がでたという事象があった。原因は業務用コンロのソフトコードが業務用炊飯器と接触しており、その熱影響でソフトコードが損傷。漏出したガスに炊飯器の炎が引火したものと推定する。人損なし、火災認定なし。 | 不適切使用(消費機器とコードの接触) | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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89 | 令和3年10月 | 供給支障 | 監視センターより、「ガス圧力低下」との通報を受けて調査した結果、ガス導管工事において、上流側の遮断を開放せずにバイパス側を遮断したため供給支障(32戸・7時間13分)が発生した。 | 工事作業ミス | ・関係する工事業者への周知 ・工事業者に対するバイバス作業における基本作業の徹底 |
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90 | 令和3年10月 | 交通困難・避難 | 自動車の衝突により灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員6.0m、延長75.0m)の交通規制(41分間)及び住民の避難(16名、29分間)が実施された。 | その他(自動車事故) | ー | |
91 | 令和3年10月 | 着火・物損 | 一般業務用建物において、瞬間湯沸器を使用した際に、本体と金属可とう管接続部から炎がでたという事象があった。原因は過去の瞬間湯沸器本体と金属可とう管の施工が不完全(締め付けが不十分)かつ経年による接続具の緩みに伴い、ガス漏れが発生。瞬間湯沸器を使用した際の炎が引火したものと推定する。人損なし、火災認定なし。 | 接続不良 | ・ガス臭いと感じたときの措置、連絡に関する内容の周知。 ・接続具の確実な取り付け方や、正しい接続に関する内容の周知。 |
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92 | 令和3年10月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、瞬間湯沸器を使用した際に、炎が出て瞬間湯沸器を一部焼損したという事象があった。原因は瞬間湯沸器の交換を家人が行った際、パッキンを入れず接続具と瞬間湯沸器を接続したため、接続具からガス漏れが発生し、瞬間湯沸器の炎が引火、瞬間湯沸器の一部を焼損したものと推定する。人損なし、火災認定なし。 | 接続部材の不適切使用 | ・ガス臭いと感じたときの措置、連絡に関する内容の周知。 ・接続具の確実な取り付け方や、正しい接続に関する内容の周知。 |
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93 | 令和3年10月 | 供給支障 | 顧客より、「家のガスが出ない」との通報を受けて調査した結果、水取器立管(アスファルトジュート巻き鋼管)からの腐食孔から水が流入したと推定。差し水により供給支障(45戸・12時間11分)が発生した。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
94 | 令和3年10月 | 交通困難 | 自動車の衝突により灯外内管継手部(塩化ビニールライニング鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員5.5m、延長100.0m、東西道路:幅員6.0m、延長12.0m)の交通規制が実施された(63分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
95 | 令和3年10月 | 交通困難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員4.3m、延長55.0m、東西道路:幅員4.3m、延長55.0m)の交通規制が実施された(79分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
96 | 令和3年10月 | 交通困難 | 自動車の衝突により灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員3.0m、延長26.0m)の交通規制が実施された(60分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
97 | 令和3年10月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)が大型破砕機で、供給管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員7.0m、延48.0m、東西道路:幅員4.0m、延長62.0m)の交通規制が実施された(15分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
98 | 令和3年10月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(ポリエチレン管)の杭打ち(10年前頃に実施)による穴あきからのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員6.0m、延長108.0m)の交通規制が実施された(27分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
99 | 令和3年11月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、炊飯器とガスコードの接続部から炎が出て当該機器とガスコード接続部が一部焼損したという事象があった。原因は当該ガスコードの機器側ソケット内部に何らかの異物が付着したことでパッキンのシール性能が低下した事によりガス漏れが発生。ガス炊飯器の炎が漏洩したガスに着火し、物損に至ったと推定。人損なし、火災認定なし。 | 維持管理不備(汚れ等) | ・ガス機器を安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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100 | 令和3年11月 | 交通困難 | 他工事業者(解体業者)がバックホウで、灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員8.0m、延長105.0m、東西道路:幅員6.0m、延長43.0m)の交通規制が実施された(9分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
101 | 令和3年11月 | 交通困難 | 他工事業者(建築工事業者)がバックホウで、供給管継手部(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員6.0m、延長70.0m)の交通規制が実施された(30分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
102 | 令和3年11月 | 交通困難 | 他工事業者(側溝工事業者)がバックホウで、灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員2.0m、延長85.0m)の交通規制が実施された(57分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
103 | 令和3年11月 | 着火 | 他工事業者(下水工事業者)が電動チッパーで、支管管体(ポリエチレンライニング鋼管)を破損し、ガスが漏えいし着火。周辺道路(南北道路①:幅員5.4m、延長50.0m、南北道路②:幅員3.5m、延長15.0m、東西道路①:幅員5.4m、延長20.0m、東西道路②:幅員5.4m、延長20.0m)の交通規制が実施された(80分間)。人損無し、物損無し、火災認定有り。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
104 | 令和3年11月 | 着火・物損 | 一般業務用建物(学校/給食室)において、業務用煮炊釜用金属可とう管から炎が出て金属可とう管の一部が焼損したという事象があった。原因は金属可とう管への振動等の微少な繰り返し荷重によって疲労亀裂が発生し、ガスが漏えいした。業務用煮炊釜の炎が漏えいしたガスに引火し、焼損に至ったと推定。人損なし、火災認定なし。 | 維持管理不備(経年劣化) | ・機器使用中に異常を感知した場合の措置方法及び日常の管理、点検についての周知 ・ガス機器接続の正しい接続方法やガス機器の安全な使用方法についての周知 |
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105 | 令和3年11月 | 着火 | 他工事業者(下水工事業者)が電動チッパーで、灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えいし着火。周辺道路(南北道路:幅員4.7m、延長61.0m、東西道路①:幅員4.7m、延長121.0m、東西道路②:幅員4.7m、延長121.0m)の交通規制が実施された(170分間)。人損無し、火災認定有り。浄化設備一部焼損。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
106 | 令和3年11月 | 着火・物損 | 一般住宅において、クッキングテーブルに接続のゴム管から火が出て、機器側迅速継手及び同継手と接続のゴム管が一部焼損したという事象があった。原因は迅速継手(機器用ソケット)内部のコンセントパッキンの経年劣化に加え、ソケットとプラグの脱着の繰り返しにより亀裂が発生。亀裂箇所からガスが漏えいし、クッキングテーブルを使用した際の炎が引火し、焼損に至ったものと推定。人損無し、火災認定無し。 | 維持管理不備(経年劣化) | ・ガス機器を安全に使用するための接続に関する注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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107 | 令和3年12月 | 交通困難・避難 | 需要家からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、本管管体 (ダクタイル鋳鉄管)からのガスの漏えいを確認。亀裂発生の原因は、他工事、自動車等の輪荷重による振動や地盤変動等の外力が複合的に作用したと推定。周辺道路(南北道路:幅員5.0m、延長100.0m、東西道路:幅員3.3m、延長50.0m)の交通規制(210分間)及び避難(6名・195分間)が実施された。 | その他(物理的外力) | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
108 | 令和3年12月 | 着火・物損 | 一般業務用建物(理髪店)において、ガス栓へガス迅速継手(ガス栓用プラグ)を取り付け、ガスコードを接続し、ガスファンヒーターを使用したところガス栓接続付近で火が出たという事象があった。原因はガス迅速継手(ガス栓用プラグ)とガスコードの接続が異物の噛み込みによって不完全な接続状態となり、微量のガスが漏えい、何らかの着火源により引火したことで当該ガス迅速継手(ガス栓用プラグ)及びガスコードの焼損に至ったと推定。人損なし。火災認定なし。 | 維持管理不備(汚れ等) | ・ガス機器を安全に使用するための接続に関する注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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109 | 令和3年12月 | 交通困難 | 自動車の衝突により灯外内管管体(亜鉛引き鋼管)が破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員4.2m、延長55.0m、東西道路(車道):幅員8.8m、延長300.0m、東西道路(歩道、北):幅員5.5m、延長300.0m、東西道路(歩道、南):幅員3.1m、延長300.0m)の交通規制が実施された(43分間)。 | その他(自動車事故) | ー | |
110 | 令和3年12月 | 供給支障 | 顧客より、「近隣の複数宅でガスが使えない」との通報を受けて調査した結果、支管(ポリエチレンライニング鋼管)の水路下越し箇所での水の流入を確認。供給支障(30戸・8時間15分)が発生した。 | その他(差し水) | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
111 | 令和3年12月 | 供給支障 | 旧簡易ガス団地の集中監視システムにおいて、「ガス圧力低下遮断」の警報を受信し調査した結果、予備側容器バルブの閉止状態を確認、供給支障(109戸・2時間16分)が発生した。原因は、容器交換時の予備側ガス容器のバルブ開け忘れにより予備側に切り替わったときに供給支障が発生。予備側容器バルブ開作業を行い特定製造所内の漏えい検査異常無しを確認後、全戸開栓完了。 | ガス発生設備の誤操作(容器交換の際のバルブの開け忘れ) | ・配送担当者に対し、本事例の周知 ・容器交換作業の指差呼称の徹底 |
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112 | 令和3年12月 | 着火・物損 | 一般住宅において、一口ガスコンロと接続具の間から火が出たという事象があった。原因はガス迅速継手(機器用ソケット)のゴム材質部分が経年劣化したこと及び接続が不十分であったことによりガス漏れが発生し、漏えいしたガスが一口コンロの着火時の炎に引火したことにより当該ガス迅速継手の一部焼損に至ったと推定。人損なし。火災認定なし。 | 維持管理不備(経年劣化) | ・ガス機器を安全に使用するための接続に関する注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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113 | 令和3年12月 | 交通困難 | 顧客からガス管が折れガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(塩化ビニールライニング鋼管)からの破損漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員3.1m、延長132.0m)の交通規制が実施された(39分間)。車による破損と推定。 | その他(自動車事故) | ー | |
114 | 令和3年12月 | 交通困難 | 協力会社が工事でスクイズにてガス遮断したところ、上流側の腐食した灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)が折損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路歩道:幅員4.0m、延長50.0m)の交通規制が実施された(74分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
115 | 令和3年12月 | 交通困難・避難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、支管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員7.7m、延長90.0m、東西道路①:幅員6.0m、延長20.0m、東西道路②:幅員5.6m、延長21.0m)の交通規制(73分間)及び住民の避難(23名・62分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
116 | 令和3年12月 | 着火・物損 | 高層マンションにおいて、壁に設置されたガス栓にガスコードを接続しガスファンヒーターを点火した際、ガス栓から火が出たという事象があった。原因は、異物を噛みこんだ状態でガスコードをガス栓に接続したことで微量にガス漏れが発生し、ガス栓とつながっているシステムキッチンキャビネット内にガスが充満。その状態でガスコンロを点火したことで漏えいしたガスに引火し、壁の一部が焦げ、ガス栓カバー及びガスコード接続部の一部焼損に至ったと推定。人損なし。火災認定なし。 | 維持管理不備(汚れ等) | ・ガス機器を安全に使用するための接続に関する注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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117 | 令和3年12月 | 交通困難 | 警察から解体現場でガス臭気と噴出音ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(亜鉛めっき鋼管)の折損によるガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員3.6m、延長110.0m)の交通規制が実施された(45分間)。車両の衝突などにより破損したと推定。 | その他(自動車事故) | ー | |
118 | 令和3年12月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管(管種不明)からのガスの漏えいと推定。周辺道路(東西道路歩道:幅員3.0m、延長55.0m)の交通規制が実施された(88分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 |
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中部近畿産業保安監督部近畿支部 保安課
所在地:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
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FAX:06-6966-6093
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最終更新日:2024年5月27日