No. | 発生年月 | 事故種別 | 概要 | 原因 | 再発防止対策 | 添付書類 |
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1 | 令和5年1月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、開放式小型湯沸器と強化ガスホースの接続部から炎が出て強化ガスホースの一部が焼損する事故が発生。原因は、小型湯沸器の交換を消費者自らが行った結果、パッキンが劣化した強化ガスホースを再使用したこと、及び、接続具の締め付け不足によりガス漏れに至ったものと推定。 | 接続不良・接続 不完全 | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス機器使用中に異常を感じた場合の対処方法の周知 |
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2 | 令和5年1月 | 着火・物損 | 一般業務用建物(ラーメン店)において、業務用レンジ内管腐食孔或いは当該レンジと強化ガスホースの接続部から火が出て強化ガスホースが焼損する事故が発生。原因は、当該レンジ内管の腐食孔又は強化ガスホース機器側接続部(袋ナット)の緩みにより漏えいしたガスに当該レンジの火が引火したものと推定。 | 維持管理不備 (内部腐食)、 接続不良・接続 不完全 | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス機器使用中に異常を感じた場合の対処方法の周知 |
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3 | 令和5年1月 | 交通困難 | 顧客から、業務用建物内でガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員2.5m、延長7.0m)の交通規制が実施された(50分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
4 | 令和5年1月 | 着火・物損 | 一般住宅において、2口ガス栓の機器未接続ガス栓誤開放により漏洩したガスがコンロの点火操作により着火し、ソフトコード、ガス栓つまみ及びガス栓キャップの一部が焼損した。原因は、ガス栓の誤開放により、何らかの理由で装着不完全となっていたガス栓キャップの隙間からガス漏れが発生したためと推定。 | 誤操作・取扱いミス | ・ガスを安全に使用するための注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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5 | 令和5年1月 | 交通困難 | 警察から、顧客よりガス臭気通報ありとの連絡を受け調査したところ、自然劣化による供給管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員4.7m、延長35.0m)の交通規制が実施された(124分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
6 | 令和5年1月 | 交通困難 | 他工事業者(舗装工事業者)が舗装工事時にバックホーで、供給管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路::幅員1.6m、延長65.0m)の交通規制が実施された(60分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
7 | 令和5年1月 | 交通困難 | 消防から、個人宅へのバイク飛込により付近でガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯内内管継手部(塩化ビニルライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員4.5m、延長33.0m)の交通規制が実施された(48分間)。 | その他(交通事故) | ||
8 | 令和5年1月 | 交通困難・避難 | 協力会社(検針員)から、集合住宅の通路においてガス臭気ありとの連絡を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員8.0m、延長60.0m)の交通規制(56分間)及び周辺住民の避難(9名・56分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
9 | 令和5年1月 | 交通困難 | 消防から、近隣住民よりガス漏れ通報ありとの連絡を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管管体(亜鉛めっき鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員10.0m、延長73.1m)の交通規制が実施された(218分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
10 | 令和5年1月 | 交通困難 | 顧客から、個人宅への車両飛込によりガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管管体(亜鉛めっき鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(東西道路:幅員4.5m、延長116.0m)の交通規制が実施された(104分間)。 | その他(交通事故) | ||
11 | 令和5年2月 | 交通困難 | 警察から、個人宅への車両飛込によりガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管管体(亜鉛めっき鋼管)からのガスの漏えいを確認。周 辺道路(①東西道路:幅員6.0m、延長100.0m、②南北道路:幅員11.0m、延長120.0m)の交通規制が実施された(243分間)。 |
その他(交通事故) | ||
12 | 令和5年2月 | 交通困難・避難 | 顧客から、ガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、建物内部及び道路面マンホールにてガス検知反応有り。道路面掘削後、不使用供給管管体(ポリエチレンライニング鋼管)の腐食漏れを確認。周辺道路(南北道路:幅員6.7m、延長200.0m)の交通規制(245分間)及び周辺住民の避難(17名・245分間分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
13 | 令和5年2月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ガス事業者が定期保安巡回中にクッキングテーブルの機器側接続部周辺が一部焼損していることを確認。原因はクッキングテーブルの機器側接続部ソケット内部にあるコンセントパッキンの経年劣化に加え、ソケットとプラグの脱着の繰り返しによりコンセントパッキンに亀裂が発生。亀裂箇所からガスが漏洩し、当該クッキングテーブルを使用した際の火が引火し、焼損に至ったものと推定。 | 維持管理不備(経年劣化) | ・ガス機器を安全に使用するための接続に関する注意事項の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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14 | 令和5年2月 | 交通困難 | 他工事業者(解体工事業者)が建物解体工事時にディスクグラインダーで、灯外内管管体(亜鉛めっき鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(①東西道路:幅員4.0m、延長64.0m、②東西道路:幅員5.2m、延長25.0m、③南北道路:幅員幅員6.7m、延長120.0m)の交通規制が実施された(108分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
15 | 令和5年2月 | 交通困難 | 消防から、通行人より集合住宅付近でガス臭気通報ありとの連絡を受け調査したところ、自然劣化による共用の灯外内管継手部(ポリエチレンライニング鋼管)からのガスの漏えいを確認。周辺道路(①東西道路:幅員5.5m、延長390.0m、②南北道路:幅員5.5m、延長137.0m)の交通規制が実施された(40分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
16 | 令和5年2月 | 交通困難 | 顧客から、集合住宅のエントランス付近でガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、付近地中部の広範囲にてガス検知反応を確認。周辺道路(東西道路:幅員4.5m、延長79.0m)の交通規制が実施された(78分間)。原因は自然劣化による灯外内管(ポリエチレンライニング鋼管)からの漏えいによるものと推定。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
17 | 令和5年3月 | 交通困難 | 消防から、敷地内への車両飛込によりガス噴出中との通報を受け調査したところ、灯内内管管体(亜鉛めっき鋼管)からのガス漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員12.0m、延長230.0m)の交通規制が実施された(92分間)。 | その他(交通事故) | ||
18 | 令和5年3月 | 交通困難・避難 | 他工事業者(水道工事業者)が道路掘削工事時にバックホーで、本支管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:2.2m、延長100.0m)の交通規制(70分間)及び周辺住民の避難(4名・70分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
19 | 令和5年3月 | 避難 | 消防から、集合住宅の地下店舗でガス漏れ反応ありとの連絡を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管継手部(亜鉛めっき鋼管)のネジ部分からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難が実施された(35名・40分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
20 | 令和5年3月 | 交通困難・避難 | 他工事業者(地質調査業者)がボーリングマシンで灯外内管管体(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員6.0m、延長57.0m)の交通規制(42分間)及び周辺住民の避難(17名・51分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
21 | 令和5年3月 | 交通困難 | 消防から、道路でガス臭気ありとの連絡を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管管体(アスファルトジュート巻き鋼管)からのガス漏えいを確認。周辺道路(南北道路:幅員4.8m、延長43.0m)の交通規制が実施された(45分間)。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
22 | 令和5年3月 | 供給支障 | 他工事業者(建設工事業者)から、マンションなど複数戸でマイコンメーターが点滅しているとの通報を受け調査したところ、供給支障が確認された(36戸・3時間20分)。付近で新設ガス管工事が行われており、何らかの要因で急激な圧力変動が生じた可能性があるが、詳細については不明。 | 不明 | 社内マニュアルに記載されている作業手順、ルールの再周知 | |
23 | 令和5年3月 | 交通困難 | 他工事業者(道路工事業者)がアイオンブレーカーで本管 (ダクタイル鋳鉄管)継ぎ手部を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(南北道路:幅員12.0m、延長300.0m)の交通規制が実施された(62分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
24 | 令和5年3月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ビルトインコンロ(内炎バーナーコンロ)の一部が焼損する事故が発生。原因は、煮こぼれが繰り返し発生したことにより、ビルトインコンロの器具栓内部に封入されているOリングに煮こぼれが付着。このため、点火操作による摺動時にOリングが徐々に摩耗し、ガス漏洩が発生。その後の点火動作の際に、漏洩したガスに引火したことで、機器の一部焼損に至ったものと推定。 | 維持管理不備 (汚れ等) | ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 ・日常の管理、点検に係る周知 |
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25 | 令和5年3月 | 交通困難 | 他工事業者(解体工事業者)がバックホウで灯外内管(塩化ビニールライニング鋼管(不使用管))管体部を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西道路:幅員4.3m、延長128.0m)及び南北道路(幅員4.3m、延長60.0m)の交通規制が実施された(35分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
26 | 令和5年3月 | 交通困難・避難 | 他工事業者(解体工事業者)が掘削機で支管(アスファルトジュート巻き鋼管)管体部を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(東西410.0m×南北170.0mの範囲の全ての道路)の交通規制(159分間)及び周辺住民の避難(約90名・119分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
27 | 令和5年3月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、ガス事業者が定期保安巡回中に湯沸器の前板が変形していることを確認。 原因は、何らかの要因により排気閉塞が発生し、その状態で給湯器を使用したことで給湯器内部に未燃ガスが滞留。その後の点火動作の際に滞留した未燃ガスに着火し、一気に燃焼。給湯器の前板変形に至ったと推定。 |
排気部の閉塞 | ・養生シート等で屋外設置型機器や給排気設備を囲った状態で機器を使用しない注意喚起の周知 ・ガス機器使用中に異常を感じた場合の対処方法の周知 |
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28 | 令和5年4月 | 交通困難 | 他工事業者(地盤改良業者)がボーリングマシンで灯外内管(アスファルトジュート巻き鋼管(不使用管))管体部を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(①府道 南北道路:幅員3.5m、延長26.0m、②市道 東西道路:4.0m、延長20.0m)の交通規制が実施された(135分間)。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
29 | 令和5年4月 | 避難 | 他工事業者(解体工事業者)がバックホウで灯外内管(塩化ビニールライニング鋼管(不使用管))管体部を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(23名、43分間)及び周辺市道の交通規制が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
30 | 令和5年4月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、ガス事業者が定期保安巡回中にクッキングテーブルの機器側接続部周辺が一部焼損していることを確認。原因はクッキングテーブルの機器側接続部ソケット内部にあるコンセントパッキンの経年劣化に加え、ソケットとプラグの脱着の繰り返しによりコンセントパッキンに亀裂が発生。亀裂箇所からガスが漏洩し、当該クッキングテーブルを使用した際の火が引火し、焼損に至ったものと推定。 | 維持管理不備(経年劣化) | ・ウェブサイト等を活用した当該機器に関するリスクの説明及びコンロ使用中止の周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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31 | 令和5年4月 | 避難 | 協力会社(遠隔監視センター)から、ガス漏れ警報受信、先方不在のため遠隔遮断済みとの連絡を受け現場調査したところ、ガスメーター付近でガス臭気及び検知反応を確認。周辺住民の避難(15名、140分間)が実施された。原因は自然劣化による灯外内管(ポリエチレンライニング鋼管)からのガス漏えいによるものと推定。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
32 | 令和5年5月 | 避難 | 他工事業者(解体工事業者)がバックホウで灯外内管(塩化ビニールライニング鋼管)ネジ部を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(10名、207分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
33 | 令和5年5月 | 着火・物損 | 一般業務用建物において、家庭用こんろ(ビルトインコンロ)の一部が焼損する事故が発生。原因は、使用中の煮こぼれがコンロバーナー本体へ侵入し多量に付着したことで、バーナー本体底面が腐食し、ガス漏洩が発生。漏洩したガスにコンロ使用時の火が引火し、機器内部の一部焼損に至ったものと推定。 | 維持管理不備(汚れ等) | ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 | (3,011KB) |
34 | 令和5年5月 | 交通困難 | 通行人からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管(ポリエチレンライニング鋼管(不使用管))からのガス漏えいを確認。周辺道路(①府道 南北道路:幅員14.9m、延長59.0m、②市道 東西道路:幅員5.0m、延長38.0m)の交通規制(710分間)が実施された。漏えいの原因は継続的な物理的外力により発生したものと推定されるが、詳細については不明。 | 不明 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
35 | 令和5年5月 | 着火・物損 | 一般住宅において、ガス事業者が顧客宅を訪問した際に湯沸器の前板が変形していることを確認。 原因は、何らかの要因により排気閉塞が発生し、その状態で給湯器を使用したことで給湯器内部に未燃ガスが滞留。その後の点火動作の際に滞留した未燃ガスに着火し、一気に燃焼。給湯器の前板変形に至ったものと推定。 |
排気部の閉塞 | ・養生シート等で屋外設置型機器や給排気設備を囲った状態で機器を使用しない注意喚起の周知 ・ガス機器使用中に異常を感じた場合の対処方法の周知 |
(1,001KB) |
36 | 令和5年5月 | 交通困難 | 通行人からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、自然劣化による灯外内管(ダクタイル鋳鉄管)からのガス漏えいを確認。周辺府道(東西道路歩道:幅員3.3m、延長40.0m)の交通規制(83分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
37 | 令和5年6月 | 避難 | 他工事業者(解体工事業者)がバックホウで灯外内管(アスファルトジュート巻き鋼管)管体部及び供給管(ポリエチレン管)管体部を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(17名、125分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
38 | 令和5年6月 | 避難 | 通行人からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、自然劣化による支管(アスファルトジュート巻き鋼管)管体部からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(4名、102分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
39 | 令和5年6月 | ガス工作物の損壊 | 製造所において「温水式LNG 気化器(温水)液面低」の警報を受信し調査したところ、加圧コイル溶接部の損傷を確認した。原因は、加圧コイルの 経年使用と温度変化に伴う熱応力の繰り返しによる疲労割れと推定。 |
自然劣化 | 繰り返し熱疲労が懸念される箇所について、溶接部がない(シームレス)構造へ変更 | |
40 | 令和5年7月 | 避難 | 他工事業者(水道工事業者)が掘削機で灯外内管(亜鉛めっき鋼管)継ぎ手部を破損し、ガスが漏えい。周辺住民の避難(4名、33分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
41 | 令和5年7月 | 供給支障 | 協力会社(遠隔監視センター)より、「ガス圧力低下受信。近隣顧客からも複数ガスが出ないとの連絡を受信。」の通報を受け調査したところ、水道管からの漏水に伴うサンドブラストによる支管管体(ポリエチレンライニング鋼管)からの水の流入を確認。供給支障(306戸・40時間15分間)が発生した。 | その他(サンドブラスト) | ガス管と水道管の適切な離隔距離の確保 | |
42 | 令和5年7月 | 交通困難 | 他工事業者(解体工事業者)がバックホウで不使用灯外内管(アスファルトジュート巻き鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺道路(国道 南北道路23.0m、延長335.0m)の交通規制(50分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
43 | 令和5年8月 | 着火・物損 | 一般住宅において、家庭用こんろ(ビルトインコンロ)の一部が焼損する事故が発生。原因は、右側点火ボタン奥の器具栓内部に封入されているOリングに煮こぼれが付着。その影響で点火操作による摺動時にOリングが徐々に摩耗し、ガス漏えいが発生。その後の点火動作の際に、漏えいしたガスに引火したことで、機器本体の一部焼損に至ったものと推定。 | 維持管理不備(汚れ等) | ・日常の管理点検及びガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 | (988KB) |
44 | 令和5年8月 | 着火・物損 | 飲食店において、業務用食器洗浄機行き金属可とう管の一部が焼損する事故が発生。原因は、当該可とう管の上にトレーラックを収納していたため、トレーラックの出し入れによる繰返し荷重によって疲労亀裂が発生し、ガスが漏えい。当該食器洗浄機の炎が漏えいしたガスに引火し、金属可とう管被覆部分の一部が焼損したものと推定。 | 不適切使用 | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・日常の管理点検及びガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
(1,483KB) |
45 | 令和5年9月 | 着火・負傷・物損 | 一般住宅において、2口ガス栓から漏えいしたガスにコンロ点火時のスパークにより着火、消費者の髪の毛の一部が焼損するとともに、気道熱傷疑いで病院へ搬送された。また、網戸の一部が焼損した。原因は、コンロ行きのゴム管を清掃する際に、ガス栓を閉止せずゴム管を取外したこと及び固着したガス栓をペンチで閉止しようとした際にガス栓が損壊したためにガスが漏えい、その後ガスコンロの点火スイッチを押したことで着火し、人損及び物損が発生したものと推定。 | 誤操作・取扱いミス | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
(137KB) |
46 | 令和5年9月 | 着火・物損 | 小学校において、ガス栓に接続しているゴム管の迅速継ぎ手の一部が焼損する事故が発生。原因は、迅速継手の差し込み不良により漏出したガスに何らかの火が引火し、当該迅速継手の焼損に至ったものと推定。 | 誤操作・取扱いミス | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
(246KB) |
47 | 令和5年9月 | 交通困難・避難 | マンションオーナーからガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、不使用灯外内管(アスファルトジュート巻き鋼管)継ぎ手部からのガス漏えいを確認。周辺府道(東西道路:幅員3.0m、延長20.0m)の交通規制(57分間)及び周辺住民の避難(6名、70分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
48 | 令和5年9月 | 避難 | 管理会社からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯内内管(管種不明)からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(22名、69分間)が実施された。 | 不明 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
49 | 令和5年10月 | 避難 | 警察からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管(亜鉛めっき鋼管)からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(11名、218分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
50 | 令和5年10月 | 避難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管(ポリエチレンライニング鋼管)からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(56名、154分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
51 | 令和5年10月 | 着火・物損 | 一般住宅において、一口ガスコンロとゴム管の接続部から出火し、一口ガスコンロの側面及び迅速 継ぎ手(ゴム管接続タイプ)のゴム部分の一部を焼損する事故が発生。原因は、一口ガスコンロ ホースエンドに取り付けているスリムプラグに適合していない迅速継ぎ手(ゴム管接続タイプ)を 使用していたため、接続不良により漏出したガスに当該コンロの火が引火し、一口ガスコンロ側面 等の一部焼損に至ったものと推定。 |
不適切使用 | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
(1,481KB) |
52 | 令和5年10月 | 避難 | 他工事業者(解体工事業者)がバックホウで供給管及び灯外内管(ポリエチレン管)を破損し、ガスが漏えい。周辺市道の交通規制及び周辺住民の避難(9名・45分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
53 | 令和5年10月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、小型瞬間湯沸器に接続している強化ガスホース袋ナット部が一部焼損する事故が発生。原因は、消費者自らが当該湯沸器との接続部の締め付け具合を確認しようとして、強化ガスホースの袋ナット部分を緩めてしまった結果、気密性が保たれず、ガス漏れが発生。当該湯沸器の火が漏洩したガスに引火し、接続部の一部が焼損に至ったものと推定。 | 誤操作・取扱い ミス | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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54 | 令和5年10月 | 供給支障 | 定期漏えい検査により供給管(プラスチック被覆鋼管)接続部からのガスの漏えいを確認。漏えい検知状況を踏まえ特定製造所においてガスを遮断したうえで漏えい箇所の調査をすることとしたため、供給支障(123戸・5時間)が発生した。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
55 | 令和5年10月 | 着火・物損 | 集合住宅において、レンジフード型給湯器(強制給排気式)本体の前板の一部を変形する事故が発生した。当該機器は使用時に稀に瞬間的に大きな音が発生し、機器の外枠の変形に至る事象が確認され、点検、部品交換を継続中の機器である。原因は機器に搭載されているガス元電磁弁の故障により、一時的に閉弁遅れとなって、点火時のガス量が増え、偶発的に異常着火に至ったものと推定される。 「レンジフード型給湯器(FF式)」をご愛用のお客さまへのお知らせ(大阪ガスWebサイトへ) https://www.osakagas.co.jp/oshirase/130418.html |
機器の不具合 | ・ガス機器の使用上の注意点や定期的な点検内容についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 ・長期使用機器に係る安全型機器への更新促進 |
(2,193KB) |
56 | 令和5年10月 | 避難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、灯外内管(プラスチック被覆鋼管)からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(4名、4時間50分間)が実施された。 | 自然劣化 | 老朽化した内管の改修要請の実施 | |
57 | 令和5年11月 | 着火・物損 | 飲食店において、業務用こんろ行き金属可とう管、湯沸器、電気フライヤー及び壁の一部が焼損する事故が発生。原因は、当該業務用こんろを持ち上げて清掃していたことにより、金属可とう管に繰返し荷重による疲労亀裂が発生し、ガスが漏えい。近傍の業務用焼き物器の炎が漏えいしたガスに引火したものと推定。 | 不適切使用 | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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58 | 令和5年11月 | 着火・物損 | 飲食店において、業務用こんろ用ソフトコード及びこんろ高さ調整用木材の一部が焼損する事故が発生。原因は、当該こんろホースエンド接続部へのソフトコード挿入が不十分であったため、ホースエンド接続部とソフトコードのシール性が損なわれ、漏えいした未燃焼ガスが当該業務用こんろからの火炎に引火したものと推定。 | 不適切使用 | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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59 | 令和5年11月 | 避難 | 他工事業者(地盤改良業者)がアースオーガーで灯外内管(塩化ビニールライニング鋼管)を破損し、ガスが漏えい。周辺市道の交通規制及び周辺住民の避難(1名・60分間)が実施された。 | 他工事 | 他工事における事前連絡・調整の徹底 | |
60 | 令和5年11月 | 交通困難 | 消防からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、不使用供給管(塩化ビニールライニング鋼管)からのガス漏えいを確認。周辺府道(東西道路:幅員6.8m、延長130.0m)の交通規制(138分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
61 | 令和5年11月 | 避難 | 管理会社からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、本管(ダクタイル鋳鉄管)管体部からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(92名、237分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
62 | 令和5年11月 | 避難 | 顧客からガス臭気ありとの通報を受け調査したところ、供給管(アスファルトジュート巻き鋼管)管体部からのガス漏えいを確認。周辺住民の避難(1名、18分間)が実施された。 | 自然劣化 | 埋設管の定期点検の継続実施 | |
63 | 令和5年11月 | 着火・物損 | 一般住宅において、小型瞬間湯沸器を一度消火し数分後再点火したところ機器排気口から換気扇にかけて火が上がり、換気扇フィルターが一部焼損する事故が発生。原因は経年的な複合要因で一時的に異常着火が発生したと推定されるが、真因の特定には至らず。 | 自然劣化 | ・小型湯沸器が点火しにくい場合の無理な点火の禁止 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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64 | 令和5年12月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、ビルトインコンロ使用中に左側操作ボタン部から火が出て当該操作ボタンが焼損する事故が発生。左側操作ボタンの器具栓部においてガス漏れが認められるが、漏えいの原因は調査中。 | 事業者において調査中 | 検討中 | |
65 | 令和5年12月 | 着火・物損 | 飲食店において、小型瞬間湯沸器と強化ガスホースの接続部から火が出て当該瞬間湯沸器の電池ケースの一部が焼損する事故が発生。原因は、工事業者が当該瞬間湯沸器の取替作業を行った際に強化ガスホース機器側接続部の本締めをし忘れたことによる当該部位からのガス漏えい。 | 作業ミス | ・ガス機器の正しい接続や安全な使用方法についての周知 ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 |
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66 | 令和5年12月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、給湯暖房機の前板及びパイプスペースの扉が一部変形する事故が発生。原因は、当該給湯暖房機の排気筒出口に誤って防火ダンパーが設置されており、排気熱によりダンパーが作動、閉塞状態となり排気閉塞が発生。その状態で使用したことで、点火動作の際に機器内に未燃ガスが滞留し一気に燃焼。異常着火となり、機器本体の前板変形に至ったものと推定。 | 養生シート覆い等、給排気閉塞 | ・ガス漏れ等の異常を感知した場合の措置方法の周知 ・当該ガラリ施工業者に対する周知及び注意喚起 |
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令和5年12月 | 着火・物損 | 一般集合住宅において、ビルトインコンロ使用中に左側操作ボタン部から火が出て当該操作ボタンが焼損する事故が発生。原因はビルトインコンロ左コンロ用の器具栓のボタン軸が何かしらの火種によって発火し、その熱影響によってスピンドルが傾き、Oリング部からのガス漏えいが発生。その後、コンロの炎が漏えいしたガスに着火し、焼損に至ったと推定。 | 不明 | ・機器使用中に異常を感知した場合の措置方法および日常の管理、点検についての周知 | (295KB) |
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最終更新日:2024年5月31日